2010年12月14日火曜日

ボランタリーなことをした

isoamuさんの縁でInHouseOutというプロジェクトに参加しております。 今まで寄付くらいしか社会貢献なことってやったことないんで、まあ直球で役に立ちそうなことをやってみた。興味とかご縁とかそういうのを感じたし。

インハウスデザイナーが企業以外のところでデザインスキルを活かして役に立とうというのがもともとらしく、 最近はモンキーマジックという視覚障がい者クライミング普及の団体のデザイン面の手助けをしている。 
http://www.monkeymagic.or.jp/ 
んで、そこの主宰の小林さんが発起人で第一回視覚障がい者クライミング世界選手権が先日習志野でありました。 
http://www.jma-sangaku.org/theblind/j/ 
私は弱視者配慮のパンフレットの版下を作りました。 

ディレクター、という人がいないので多数決とかそういうデザイン決定プロセスになるんだけど。でも企業の障害者配慮のノウハウとか点字書籍の作り方とか、ほえーとなることに出会う。山岳協会が渋谷の岸体育館にあるのも知らなかった。小林さんはつよつよクライマーで元アウトドア用品屋のバイヤーなので、障害者というよりやりてつよつよマンって感じなんだけど。 

当日は行かなかった(やっぱ見るより登る方が楽しいので山に行ってしまったのだ)んだけど、好評だったらしく、山岳協会的にも障害者関連的にも今後の布石となったそうです。 


特に企業のノウハウで今は事業に役になってないけど、福祉系とかすごいのあるんですよね。そういうのを数社分まとめてすくい上げて実験半分でもやってみるきっかけになってるし、大事なんじゃないかと思う。単純に「デザインが役に立つこと」ってまだまだあるなあと。

2010年11月15日月曜日

本の表紙の仕事























http://www.kobeshukugawa.ac.jp/mt/info/2010/11/post_155.php 
表紙を描きました。のじぎく文庫!(って神戸のヒトしかぴんとこないんだけど) 
森先生の著書、センパイ経由で以前からぽつぽつ仕事してます。 


写真をトレースしないで見ながら描くというプリミティブな手法です。センパイが欲しい絵のイメージを言葉で私に伝えて、私が描いた絵を見てセンパイが色分割やページ全体の文字組みとかしてる。どこまで誰の仕事かわからない感じだけど、それはそれで面白い。チャンプルー。 自分としてはあまりテイストを揃えているつもりは無いのだけど、改めて見たらもうこてこてにテイスト固まってる。


そうか今まで検索なんかかけたことなかったな、と思ったらちゃんとamazonで扱っていることが判明。
http://www.amazon.co.jp/ラインの風に吹かれて-森-隆行/dp/4886295835 
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4886297269/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_1?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=4886295835&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=18QAJ3DX94RQ6T3F3BA3 
http://www.umds.ac.jp/faculty/prof/books06.html 
http://www.amazon.co.jp/外航海運概論-森-隆行/dp/4425311973
物流とか客船史の先生なので正直あんまり内容はよくわかってないんだけどさ。 
全然違うジャンルってのも面白い。大学の教科書として使うこともある、ってこういうことを大学で学んでいるヒトもいるのか。

2010年11月8日月曜日

クリネタにコラム載りました

青山ブックセンターとか東京の一部の書店にある、グラフィック系クリエイティブな感じの雑誌です。

http://crineta.com/
しばふみちゃんの縁でコラムを書きました。11/4発売のクリネタ「藝術の秋春画の秋」の後ろのほうです。
クライミングな気持ちを書いてます。
クリネタってなんかなつかしい広告批評x80年代な匂いがするなあ。居心地がいいような悪いような。

きりんなOTTOをリリースしました




 http://www.assiston.co.jp/?item=1690#special
OTTO、生地色が好みなのが少なくて、無地はそれはそれでソリッドで重たいので
ランダムな市松柄をつけてみました。
きりんみたいと言われたのでgiraffaという名前になりました。
ネイビーxブラックは従来のブラックxスカイブルーほどシャープ過ぎないので履きやすいと思います。

2010年10月27日水曜日

おやつどうぐてんin新宿伊勢丹

http://www.codomonocoto.jp/event/2010/10/oyatsu.html
前回と同じおやつわくせいを出してます。5F和食器フロア。合計45組。


てらださんの個別ディスプレイ戦略はばっちり当たっていた。粟辻さんのグラフィックも大きくなるとパワフルだった。


デパートって本気かどうかわからないけどやっぱりとても高い売り上げ目標ってあるのね。でもあんまり厳しく私達には言われないのでよかった。社食も行った、社食の味がした。
今日はプレス発表会が閉店後にあった。閉店後のデパート。高野文子の【ラッキー嬢ちゃんの新しいお仕事】みたいだ。
渡された名札にはartistと分類されていた。伊勢丹さん的には売り場にいるピンのデザイナー=アーティスト ってことかな。
10/28 17時から
11/1 17時から
11/2 14時から


売り場におります。




2010年10月14日木曜日

展覧会巡り感想備忘録

文章力が弱くなったというか、あやふやなまま文にする癖がついちゃいそうで、久しぶりにちゃんと書こう。 

・スパイラル mina perhonen展 
http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_22792/pid_1.html 
ミニヨンさんに誘ってもらった。すごく私小説のようなテキスタイルなので自分の個性とぶつかるとすごくくどくなりそうで、ミナの服は持ってない。もっといまどきの軽やかで手足の長い色白の女の子だったらミナのテキスタイルが生きるんだろうな。仕事の仕方としてはすごく憧れるのだが。これだけ自分の作りたいものを押し切るのって意志が強いな。 

・フラスコ 営む暮らしの家具・道具・器 
http://frascokagurazaka.com/thisweek2010/129-wat.html 
たまごさん、おーじさん、橋本さんの展示。フラスコは普通の商店街にあるのになんか空気が澄んでていいギャラリーだ。ステンレスのフレームの家具について橋本さんが解説してくれた。渋谷さんがこえどビールをお裾分けしてくれた。おーじさんは出張で忙しい。キレイなもの、ライフサイクルが長いもの。改めてキレイだなと思った、自分でこういうの作りたいのか作れるのか。ちょっと自分のタマシイがふらついている。 

・ネイチャーセンス展 
http://www.mori.art.museum/contents/sensing_nature/index.html 
sachikoちゃんお勧め。確かに。 
篠田太郎さんの突き合わせのスクリーンの巨大風景画像、しずくの落ちる装置。 
栗林隆さんの紙製の森の地上/地中。巨大な土の山、氷山の一角。 
日本のクリエーションも進んでいるんだな。自分と歳も近い。 

ううむそうなると徳仁さんのsnowは「ああ、あれを大きく作ったのか」いや確かにきれいなんだけど。雪というより"この羽根は鴨何羽分だろう"と余計なことを考えてしまった。 純白ではない動物由来のアイボリーのダウンフェザー。

・アクシス寄席 
http://www.axisjiku.com/jp/2010/09/06/axis落語会――落語はデザインに通ず%E3%80%80「花緑-seasoning-『/ 
目黒のさんま/紺屋高尾 
何人観客がいても一人の話芸で空気を自分に寄せていく。花緑さんの落語を初めて聞いた。結構今風なボキャブラリーなのね。1両2分の解説や一部「あれ枝雀師匠みたい」という表現があった。それにしても滑舌がよい。あとほっそりとしたルックスなので高尾の美女ぶり恋愛ものが迫ってくる。 
高橋理子さんとのトーク。アーチストを名乗る理由。自分を表現することへのまっすぐでひたむきな執着。○と直線へのこだわりの理由は、自分で決めたからそれ以上のルールはないのだろう。そこまでの表現欲、わたしなら自爆しちまうかも。



2010年9月14日火曜日

お手伝うよろこび

なんつーかさ、デザイナーがマエストロ気取りで偉そうにできる世の中って20年前に終わってると思うんだわ。つーかたかだか100年くらいしか歴史が無い職業だし。
デザイナーって直接最終商品が作れる訳じゃないじゃん。まあ形を決めたり版下作ったり色指示したりはするけどさ。それ手配するのは別のヒト。ろくろも回せないし、紙も折れないし。同じ手順の再現するとすぐモチが落ちるし。
「手に職」ってほどの職能があるとしたら
・なぜなに を堂々と質問してるうちにモノの本質とか課題のコアにたどり着く
・まず絵に描いてみんなのイメージが揃ってるのかずれてるのか確認する
・自分の美意識で善し悪しを判断できる図太い職業
ってとこじゃん。


お手伝いレベルの気持ちで接したらイイ場合と、がつんと世界観を語って造形するべき場合と、期待されてるものを察知して使い分けれるのがいいんじゃないかしら。


なんかの縁で巡り会って仕事できて、その道でずっと生きてきて考えてきたヒトに、ぽっと新しいヒラメキの火花を与えられたり、共感しあったりできるだけで嬉しいもんなんだわ。だから何もやらないで「えーそれ変ですよ」って言わないで「んーまず描くかなんか作ってみますわ」って言うようにしようって心がけてる。でやってみたら「なあんだ意外とアリじゃん」てこと多いんだわさ。

2010年9月9日木曜日

もののありよう/物語/共感

今週はギフトショー/stokkist/DEPT/銀座手仕事直売所。ものつくり~売り手につなぐイベントウィーク。
http://www.giftshow.co.jp/tigs/70tigsinvitation/index.htm
http://www.deptokyo.com/
http://www.forstockists.jp/
http://www.matsuya.com/ginza/topics/100825e_chokubai/index.html


ギフトショーはライフスタイルショーや文具ショーに大手企業が発表を移したとかで、妙に洋服とか健康器具とか鉱物標本とか多くて、また印象が変わった。クラフトフェア、デザイナーズフェアのコーナーしかほんと見てない。
pearちゃん、moomamaさんのゆうりんがまさに凛としていた。初めは「おりんてなんじゃい」と思っていたが、生活の中で鈴を鳴らす、鈴で呼び掛けるって古臭くて現実味がないかと思ってたけど、ネット経由/電話 と 直に会う の間みたいだ、ぐるっと回ってありかも。音がきれい。確かに。譜が読めなくても楽器ができなくても音を楽しむ。見ててもつるっとしていて写真より質感が強い。金属の鏡面、色、ヘマタイトの深みとつや。


stokkistを見に行く、去年は「なんだかアパレル由来の雑貨ってムードはあるけど自分に近くないなあ」と思っていた。なんかね、ブレードランナーでレプリカントが古い写真を集める=自分の由来、歴史を作ろうとする、それに似てる感じの違和感。作り手の念がこもっていて、使い手の念をこめる余地がない、でもその作り手はたかだか若者数人程度なので、どこか今しか見てない浮いた洒脱感の見える素朴さ、慎ましさ。
でもね、それは自分にかつてあったんだよ。古着とか高架下で古い道具を買ったりして、同じだと思う。それが一人でこっそりやっていたつもりだったのが、25年経ったら結構な流れになってしまった。でもその歴史は本当に自分の生活に寄り添うのかはわからない。黒ずみのある白の古びた雰囲気の陶器は絵のように存在感はあるけど、日常の道具として日々食べるものをなんでも受け入れてくれるかはわからない。受け入れてくれて、それがやがて個人のテイストになっていくのかもしれない。
青森の刺子をバッグやクルミボタンにしていた人、私がやろうとしているアプローチに似ている。色合わせを変えて、柄を変えて、使いやすいバッグの縁飾りにアレンジ。そうなんだよ、日本の工芸、それだけですごく今風になるんだ。でも今風になったらブームとしてあっという間に消費される心配はないのか? 伝統の街の作る人に「変える勇気」を与えられるのだから意義はあるし、すでに伝統という物語があるのだからうまく売り手と結び付けばあっという間に受け入れられる。
こんな気分は自分だけかと思っていたら、pちゃんも感じていたって。ううむ霊感や音感の強い人同士みたい、つい見えてしまう、でも自分だけでなくてよかった。
日月館で Yさんと偶然出会う。pちゃんのゆうりん、すごく心に響くものだったみたい、それはプロダクト、グラフィック、サイトから見えてくる静かな言いすぎないスタンス。pちゃんyさんの会話を聞いてると
「こういうことを自分から"癒し"と言ってしまうととたんに胡散臭くなるよね」あーなるほど。そこは受け手にまかせればいいのだ。
「仏具って実はすてきなインテリアグッズの箱、蝋燭立、鈴、フォトフレーム、お香。再分解して家の中の静かな時間のための道具に再構築して、それを作る技術を生かしたい」とpちゃん。ううむ、なるほど。


私は何ができるのか、何をしてるのか。pちゃんもyさんも「のりちゃんは変でいいんだよ、それを自分で変と言わないで本人真面目だからいいんだよ」と言ってくれた。たしかにブックカバーもメガネケースも「ううむ自分で作っておいてなんだが、こんなの誰か買ってくれるのかしら」と思っていたらアシストオンさんの素晴らしいサイトのせいもあってつるつると売れている。どっかに誰か変なひとたちがいるのだ。変っていうけどさ、私から見たら、「なんでこういうものが無いの?今だったらこういうの合理的じゃん」って合理的の領域まであって当然と思うから作ってるんだけど。で、こんな私をどうやって伸ばして成長させて展開したらいいのやら。こんなこといつまでも長くは続かない、気もする。

私の脳の片方では「じゃあどのショーにぴったりくるようなものを作りたいのか」と自問している一方、もう片方の脳は「なーんも考えないで作りたいと思うものを作ってみてそれから考えればよいのだ」などど無鉄砲で無根拠で大人げない衝動を探そうとしている。


2010年9月5日日曜日

藤本壮介展、他建築のはなしから

ワタリウムの藤本壮介展。石上純也と比べると面白い。同じように極小スケールのモック、空気のような雲のような存在感のない壁。紙の箱の中の植物のイメージ。外と中があいまい。
でも特定の形を探そうとしている。入れ子の形、形を作ることでネガの形として存在する空気の形。階段状の空間。


今日建築やっている人に聞いたら「でもトーキョーアパートメントは施主がよく許したなあという家だわ、実際に建ったのを見たら」と言っていた。


**
今日ハナエモリビルが解体がはじまっているのを見た。ガラスがはずされている。丹下健三さんの建築だったそうで、例によって使い勝手もメンテナンスも考えてない建築だったそうだ。70年代万博高度経済成長時代のシンボルがなくなっていく。B1Fのアンティーク街はなんだか天井が低くてハコ自体はそっけなかったな。あの頃の建物はもうほとんど残ってないみたい、SHU UEMURAも建て替えてるし。


今の表参道のシンボルはTod's?ヒルズ?CHANEL?VUITTON?GAPのビルはあっという間になくなってしまった。


跡地には何が建つのだろう。アンティーク小物の商店街は戻ってきて欲しい。ただの「最新流行の買える街」じゃない表参道であってほしいな。そういえば学生のころ表参道で鉱石の標本を買った、あの店は同殉会アパートに入っていたのだろうか。


いっそバイオ技術でむんむん草いきれな農場とか屋上プールとか地下に掘ってひんやりとかそんなことしてほしいもんだ。(地価に見合わないがな)


プロダクトデザインよりもやりたい放題な建築界。大衆がお金を払うのではなく、施主一人納得させればいいから、無茶な夢が実体化するのかな。ヨーロッパの数百年の建築に憧れつつ、30年で消費されるコンクリート建築を建てる日本。


いっそ構築的なテント建築なんて発想はないのかな。骨格は鉄骨で8F程度ならいけるだろう。外壁は雨風避けと割り切って、布で作る。東京ドームができてるから。あ、空気を送り続けないとあかんのかしら。

2010年8月29日日曜日

覚え書き

いろんなモノ作りのスタンスがあるなあ。


石上純也展 建築はどこまで小さく、あるいは、どこまで大きくひろがっていくのだろうか? 
http://www.shiseido.co.jp/gallery/exhibition/index.html でっかい風船、極薄テーブルのひと。セジマさんとこにいたらしい。荒唐無稽な詩のような夢の模型化60連発。おままごとのよう。構造力学も都市計画も作り手も使い手の視線もムシした「もしも」の可視化。こんなこと考えて建築作られたらかなわないと思いつつ、カタチにしたのは面白い。


・西荻窪 STORE http://www.storestore.net/pg80.html
ボーダーのワンピース、Tシャツ。カワイイ。1点物。欲しい。久しぶりに欲しい服だ。


・フォークの歯はなぜ4本になったか 平凡社ライブラリー
デザインをデザイン以外の言葉、歴史/特許/エンジニア/量産設計/商業/流行で語ってる。甘えがない。読むのが重い。プロダクトデザイナーにとっては「犬と鬼」より重いかも。辛辣。
学生のときに読んだら、夢を汚されたみたいな不快な気分になってすねてしまったかも。今だから「ううむずばっと言ってる」となるのだが。


・今日は「自分たちで掘っ立て家が作りたい」出版じょし と 「数寄屋の修行をして、今工法まるごと提案するようなけったいな先生とこで働いてる」建築くんを引き合わせた。面白かった、刺激的。家建てて欲しいな。お互いフレキシブルなど根性系+現実主義と荒唐無稽なひとたち。
土嚢充填小屋http://www.google.co.jp/gwt/x?gl=jp&q=NADER+KHALILI&hl=ja&ei=OGV3TPicE43M6gOave2uAg&ved=0CAUQFjAA&output=xhtml1_0&source=m&rd=1&guid=on&u=http://calearth.org/





2010年8月26日木曜日

twitterで銅のはなし

そもそもはNHKの番組で「緑青は無害」という話から。
金属のプロがtweetしてくれた。
・銅の緑青は、酸化ではなくて、基本的に水酸化被膜です。で、色付けには塩とアンモニアを利用します。屋根に緑青がでるのは、空気中のその成分の影響で、ついでに言えば、銅屋根の職人さんたちはその促進のため?汗のつく素手で施工するらしい。


・で、銅鍋も魚を煮たりするとてきめん緑青がでます。魚のアンモニア成分のせいです。ちなみに屋根の緑青被膜も、雨が降るとイオン化されて溶けだすので、細かくは雨垂れのラインがあると思います。


・ちなみに、緑青が毒とされたのは、緑青の工芸色付け液をつくる際、「ヒ素」を加えると、ブルー系のとても綺麗な緑青が出まして、それが流行った時代があるため、その緑青銅器を食器として利用しての事件は本当にあったようですよ。もちろん、今は禁止です。


・追記です。通常の銅製品自体は今度は「酸化被膜」で正解。実は普段銅の色と思っているのは表面は酸化色なんです。本当はもう少し赤いです。通常の製品は純銅の場合はほとんどなく大体スズやニッケルを入れて性質的に安定させてます。銅自体は本来かなり変化し易い金属です。


wikiよりわかりやすいよ!ありがとうございます。

個展です

http://www.mol.co.jp/gallery/index.html
ほんとに自分のできることの棚卸しみたいになっております。風景スケッチだもんで。
乗船しないと見れないんですけど、自然光あふれる廊下です。動くギャラリー。

2010年8月19日木曜日

あたりまえの再認識

1
鳥獣戯画クライミング、Tシャツとかいろいろ展開してますが、やってみてしみじみわかるのは、
なぜうさぎとカエルなのか
ということ。実にニンゲンの動きとどうぶつの動きをミックスさせやすい。
動かしてもキャラの特長(ウサギの耳、カエルの大口と出目)がはっきりしている。。
サルだとニンゲン寄り、ネコだとどうぶつ寄り過ぎて、ポーズに限界がある。
・・すごい、このチョイス。恐るべし鳥羽僧正覚猷
2
和紙でいろいろ試作している。よく考えたら母が和紙人形作っていたけど私は和紙にそれほど親しんでない。
洋紙よりやわらかくしなやか。しわしわにならずにクタクタになる。でもぎゅっと折ると折り線がでる。
紙ってコシと硬さのバランスなんだな。
3
こどもを舐めるなよ の舐めるなよの感情が起きるのは【的外れなご機嫌取り】、なるほどのpearちゃんの定義。
こどもを舐めるなよなオモチャと思っていたあんぱんまん、ポケモン、たまごっち(いったい何年やってるんだ、と思ったけど、コドモは代替わりしていくしオトナは懐かしいし、そうやってキャラが延命していくのか。ロングライフ)
ミュージアムやショップは【オトナから見た子供だまし】に見えるけど実際は空前のヒットバカ売れらしい。
一方コドモの頃に【読書感想文が嫌いでした、こういう感想をオトナは求めてるんでしょ、というあざとさが見えて】というtweetに共感する人も少なからずいる。


成長だけがいい訳じゃないけど、マーケティング中心の商品開発が日本をコドモ化していくのか。
コドモの親って軸ぶれしないように子育てするの、ほんと大変だなあ。

2010年8月11日水曜日

暗黙の法則

ついわすれてしまう。早ペースニンゲンには沁みる
以下


早く済ませてゆっくりしたいと自分ひとりで思っても、一番遅いヒトのペースで仕事は進んでいく。
  >>>作業のはやいひとには仕事が増えるの法則。。提出タイミングが大事(ポソ


仕事が遅いヒトには温かい目線で「マイペース」という評価がつくが
仕事が早いヒトには賞賛だか突き放しだかの「仕事早いから」のあげくに、頼られたり迷うのにつきあわされたりする。


で、私がひっぱっていかないと失敗する、頓挫する、なんて思っちゃうとずっとPCの前でやきもきしなきゃならない。待たされたあげく一晩でなんとかしなくてはならなくなる。いや待たされているのではなく、結局自分が気になるから自主的に待っているだけだ。
やることやったら「明日明後日外出予定です、電話もとれないかも」と言い切ってしまえ。じゃないと夏休みは来ない。
なんとかなる、なんだったら休み明けにフォローも挽回もできる。そんなものだ。

2010年8月9日月曜日

文具教室

修さんがやっていることは不思議、不思議っちゅうかもっと力が入って【デザイン考えよう!】になりそうなところが修さんのキャラでほわーんとしている。いやご本人の芯とか確信、信念は折に触れ、感じるんだけど。

つくし文具店【文具教室】アッシュコンセプトの名児耶さんの回。
文具教室2回目、前回はキリモトさんの熱い漆トーク。伝統を守るというのは新しいことをやるということ。


今回は・・行くなりビールとおつまみ(浅草の佃煮や)回覧。
今回は学生さんはいなかった。インハウスさんが2人、岐阜から来た司書の仕事してる女の子、フリーのプロダクト男子さん2人。て感じか。あとは修さんとやまゆうちゃん。人数少ないから不思議〜な雰囲気。聞きながら談義状態にすぐ入る。


名児耶さんて空間演出デザインだったんだ〜。で、宣伝とかディスプレイの仕事して、そっからブランディングの視点でモノ作りにはいったから、いろんな仕事のカテゴリー分けというか敷居が低いんだな。
私もイラストやりたいな〜から気がつくとごりごりのIDやって、綺麗だから建築とか見るのが好きで、CGの動きとかゲームのレスポンスのバランスとかそんなものまで【きれい】で語るようになったから、イメージする視点がすごく共感できた。
その延長で経営とかデザインマネージメントしてらっしゃったり、企業とのつきあい方、折衝とかの話が聞けて、【デザインだけじゃないデザインの話】で面白かった。
造形もマーケティングもモニタリングも販促戦略もぜぇんぶ見てるけど、思考の原点は【デザイン】ってことだ。


あーそれにしても東京のわかいこってこういうのが聞ける機会がある、って幸せだなあ。いろんなところやってもいいのに。で、デザインじゃない人も聞いて面白いと思うよ。深夜ラジオと一緒だよ。ふつーの目線のデザイン談義。


やまゆうちゃん(現役のむさびちゃん)のレポートが面白い。れんらく の中にレポートが載っています。
http://www.tsu-ku-shi.net/info/index_info.html

2010年7月22日木曜日

これも自分と認めざるを得ない

http://www.2121designsight.jp/id/index.html 
正直「えー佐藤さんの見せ方スタイル、たいがい流行ったし飽きちゃうじゃないかな」と思って行ったんだけど、さらに複雑な仕掛けだった。くやしい面白い。 

指を台に押しつけると指紋が画面に写し取られて、ちっちゃい魚みたいにうようよ泳いで、他の指紋と一緒に群れを作るの。で、もう一度指を押しつけると群れの中からしゅーっとまっすぐ自分の元に指紋が泳いでくる。すごーく愛おしくてかわいいよ。と同時に「これって簡単に指紋押捺しちゃうな」と思った。 


穴から覗くと、覗いたところの画像が大きくドアに映される、覗いてる本人は「今何を見てるか他の人にばれてる」とは思ってないから、それがわかったときすごくばつが悪い。普通の視線入力技術の応用なんだけど。
虹彩を撮るのも、簡単に01の2048個くらいの数字に置き換えられる、そしてこれまで登録された来場者の中からあっという間に識別される。技術すごいなーと思ったところで、さらにその01の羅列を少しずつ消していく。「まだあなたです・・あなたです・・もうあなたではありません」と言われたときのなんとも寂しい感じ。 

技術の正確さと個人的な微妙な心の動きとか同時に来て、初めてだった、あんな気分。すーっと薄気味悪い、怪談を読み終わったみたいな感じ。


東京の展示は明快ですっきりわかりやすいけど、おかげで"疑問を残す展示"への免疫が減ったかも、とこないだ京都で「生存のエシックス」展を見たとき思ったんだけど。すっきりさせるだけでなく、感情までコントロールされたみたい、佐藤雅彦やるなあ。

2010年7月20日火曜日

そっと入賞

ENEOS太陽光発電アートコンペ


http://www.eneos-art.jp/result.html 
eneos賞に入賞しました。 
アートのコンペと言ってる割にパネルサイズや角度の条件がきびしくて、どんなものを要求してるねんと思っていたら、ふと思いついたので出してみた。


ぎょーかいの人はアートとデザインの定義って論じてたりするけど、一般の人ってあんまりそういう境界は気にして無くて、まあ「ストリートファニチャー」でも「インフラ」でも「装置」でもないあたりを狙ったんだろうな。
太陽電池というスタンドアローンで発電できるものをあいまいにアートと呼ぶなという気もするし、緊急用の電力供給/共有ユニット、みたいなものを提案しました。他の案もそういう位置づけのものが選ばれているようですね。
今でもときどき平地に画板が沢山並んでいるみたいな太陽発電ばたけ、みたいなものを見かけますが、これからどんなカタチになってくんでしょうかね。ラスベガスの黒ガラスのピラミッドみたいなものが沢山建つのかな?瓦が太陽電池化していくのかな?


そしてクライマーのみなさんからは「これ登れるんですよね?」あああー確かに、登れるつーのもありだったかも!自己責任でよろしく!

2010年7月15日木曜日

ノスタルジア

2時間の映画まるごと。やはりこの映画美しい。
タルコフスキー ノスタルジア
http://www.andreitarkovsky.org/films/s/Nostalghia/20224
他にもソラリスなど。


昔は美しいけど重くて寝落ちしてましたが、今なら全然見え方が違うかも。
そうかあの頃タルコフスキーが亡くなったからブームがきてたのか。

2010年7月7日水曜日

あなたの街のデザインやさんみたいな

昨日は商工会議所に確定申告に向けた無料記帳指導されに行く。こちらも半年の間に湧いてきた疑問(自分のことだからね、わかりやすいよね)をまとめて、領収書と通帳記入して持っていって効率良く質問したんだけど。いやあ担当のオクサマ、おっとりしてそうで打てば響く的確な進路変更と押さえどころがわかりやすい指導。本一冊読んでもわからなかっただろうことが1時間の面談で目からウロコぼろぼろ。超快感、ボキってそういうことか!


今日は昨日植木鉢移動したときに腰痛めたっぽかったので近所のスポーツ整体の心得のある医院に行く。あっという間にレントゲン撮って、姿勢チェックして、電気びりびり15分やって、サポーターと湿布、飲み薬くれて、これから3日間は中腰禁止、同じ姿勢キープを避ける、歩いた方が楽になる、等の指導を受ける。やっぱネット見ながら自己流よりも確かだにゃ、安心。


最近デザイン以外の分野のプロと喋っている方が「なるほど!」体験が多い。当然知らないことだから伸びしろが多いんだけど。
こちらも若いときよりは自分の現状/疑問/アクションプランのリクエスト、と明確に質問できるスキルができてるんだろうけれど、相手の臨機応変さがプロらしいなあと思うし、贅沢だなあと思える。


**
こういうデザインの働き方ってないんかな。いやもちろんそこそこ大口の仕事もしつつですよ。
近所のヒトが「年賀状のデザインして」「うちの改装の壁紙床材選んで」
「うちの店なんかぱっとしないんだけど、どうしたらいいかしら」「食器をお見立てして」
近所の病院みたいに最低3000円くらいで受付して、1日10人くらい相談に応じる。
お金じゃなくて桃とかもらったり、ランチごちそうになったり、夏祭りで特別待遇とかでも全然いいし。


ついでに
「デザイナーに仕事を頼みたいんだけど、どう頼んだらいいのかわからない、何を言っているのかわからない」とかの相談も受ける。


財布を握っているクライアントはデザインのことはわからない、自分とこの業界の未来予測もできない。
いいデザインなのか判断できないので好き嫌いで意固地になってしまう。美的センスのいい経営者なんてそうそういない。


仕事を頼まれたデザイナーは業界全体の現状がわからない、メーカー固有の技術の知識がない。自己実現でめいっぱい。


そのふたつをつなぐ職業、絶対ニーズはあるな。これは3000円ではいやだな。
そうかこれがデザインコンサルティングとかディレクションという職業なのかな。

女子デザイナーの歩き方;丸二年

http://pdweb.jp/column/c_moviti_100705.shtml 
気がつくと3年目に突入してました。O谷さんの次に長期になってしまった。 
あまりに論旨が混乱してると編集さんから「2号に分けたら」とか言ってもらえますが、基本的に野放しでテーマを選んで書いてます。イラストを添えてるのも私が勝手に始めた。 
pdwebを読んでるヒトはきっと「製品の表面に顔を近づけてなめるように見るプロダクトオタ」だと思っているので、できるだけプロダクト起点で広がる話題、特定に寄りすぎない普遍な話、女子目線の切り口、デザイナーが共感できるような話にしようとしてます。 
毎月20日頃になるとなんとなーくアタマの中でテーマを決めて、まとめはじめて、書き出したら2日でイラスト込みで書いちゃう。だから今読んだらきっと自分でも論旨が読めないとか、あーあの頃悩んでたなあという赤面ものもあるのかもしれない。 
ダンナの同僚に楽しみに読んでくれてるヒトがいるらしく、mixiでもたまに更新情報するとみんなのコメントもらえて、そんなんが励みになっちょります。 
まだまだ書けるかなあ。

2010年7月2日金曜日

ルーシーとハンス

ハンス・コパー展。
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/exhibition/10/100626/index.html 
http://www.axisjiku.com/jp/2010/06/30/「ハンス・コパー展ーー20世紀陶芸の革新」開催中/
ルーシー・リーさんと協働してたひと。 
ろくろでひいたカタチを複数組み合わせて作られたちょっとくせのあるカタチ。タイルや大きい陶器の建材的な作品で名をなしたそうです。 
ルーシーが【弥生土器的な】使う器の美しさに対してハンスは【縄文土器】的な情感造形な器、ちょっと岡本太郎ぽい。くせがあるなあ、と思ってみているんだけど、だんだん「ああでもこのカタチにしか出せない美しさかもなあ」と思えてくる。 
でも例えば若い学生がこのカタチのスケッチを描いたら「うーんちょっと要素が真正面でぶつかりあいやなあ」って言っちゃうかも。 
見方によっては「"カタチ"に対する男子と女子のアプローチの違い」なのかも。欲しいと思わせる、その背景の心の動きが違う。ヒトによってはルーシーの作品のほうが「作品ぽくない、道具っぽいこなれ方、キャッチーすぎる、すりよりすぎる」という評価かも。ハンスの方は男子が車やバイクのパーツに萌える気持ちに近いかな。
アートとしての自由さ、というには純粋造形すぎるし。陶器の60年代の彫刻って感じかな。見たことあるようなないような。石彫なら似た感じの印象の作風のヒトいるかな。


天井がやや低くて密室感があって、作品の間隔が狭めなのがちょっともったいない。もっと自然光の窓辺で見てみたいな。旧兵庫県立近代美術館の1Fみたいな場所で。有機ELとか接地面からの極小LEDスポットとか照明が実験的だったが、なんとなーく地方の美術館のような薄暗いもやっとした照明。目にはやさしい。 有機ELは照度が増した気がする。前ってほんとに暗くして黒バックじゃないと光ってるってわかりにくかったもの。あいかわらずピンクっぽいけどね。


アタマの余裕があったら久しぶりにパナのショールームを見たかったけど、今回はやめた。

2010年6月27日日曜日

若沖と鳥山明

今日までだったのですが千葉市美術館で若沖の水墨画中心の展覧会があったのです。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html 
すごい銘品ばかりでした、地方の美術館の企画としてすごいです、その割に空いてたと思う。 
ほんとグラフィティとかに近いくらい自由です。若いストリート系のコでもすごさがわかると思う。85歳まで描いていて、晩年がより自由な画風になったらしい



たまたまtwitterで鳥山明すごすぎの記事。http://tenkomo.blog46.fc2.com/blog-entry-1964.html 




どちらも楽しそうに、体が勝手に動いちゃって描いてるようですね。スタイルに則って、ディテールをコントロールしながら全体の構図や濃淡バランス、描写物のアウトラインにも意識がある。 いきいきわくわく明快。それは「そのとき描きたい絵」だったろうけど、普遍の魅力とかエネルギーが惹きつける。
それでも若沖のほうがより自由で軽妙、すごいじじいだ。筋力も相当ないとでかい瓜や鶴の絵なんて一息で描けない。 


若沖は私が学生の頃に展覧会があって、動植彩絵系の緻密彩色画に当時は衝撃だったんだけど、今は水墨画の一瞬勝負に筆のにじみとかコントロールする技に惹かれるなあ。この良さは若い頃にはわからなかった、といっぱしのジジイ気取りで感慨深いよ。

2010年6月21日月曜日

twitterから覚え書き

身近なデザイン以外のことがラジカルすぎる。


●上海万博、面白いのか?ぐぐっても今ひとつ有益情報がでてこない。やっぱ宣伝というか情報戦略に慣れてないのか中国。もしくは以前なら【万博】ってだけで人が動いていたのが、自分がもうちょっとネットで裏取ってから動こうという癖がついちゃってるのか。ザハハディッドは何か作ってないみたいだけど、ヨーロッパ勢のパビリオン気になる。
http://www.dezeen.com/2010/05/20/installation-for-the-uk-pavilion-at-shanghai-expo-2010-by-troika/
http://www.dezeen.com/2010/05/02/uk-pavilion-at-shanghai-expo-2010-photographed-by-inigo-bujedo-aguirre/
http://www.his-j.com/tyo/special/shaexpo/shaexpo.html
ところで数年前に上海万博の完成予想図に【犬がおすわりしてるカタチのビル】があった覚えがあるのだが、それは作らなかったのかな。


●ふつーの冷蔵庫。てゆーかiPhone買う前になんとかしてほしい。面白すぎ。エコがふっとんでる。
http://togetter.com/li/30646

2010年6月15日火曜日

コクーン歌舞伎

http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_10_kabuki.html
串田和美すごい。半端なじじいじゃないな。農民ラップだもん。


領民の年貢に苦しむ窮状を殿様さらに公方様に直訴する地主の話。原作では公方様が受け取った、という描写らしいが、この歌舞伎では受け取って「よくぞ知らせてくれた、わしも領民のことを第一にまつりごとを行うぞ」と殿は言ったあげくに、その後で大臣にぐちぐち言われて180度翻す、そんなことは知らずに「殿はわかってくれた!」と喜ぶ地主。というすごーくオトナな展開。で、地主一家嫁コドモ一家処刑、でうかばれないじゃん!と芝居を見ていた農民が怒り出す。


土を盛った台を動かして場面展開、土が農民のリアリティを出してる。七の助が演じた「外の世界が知りたい」と村を飛び出したムスメさんが哀しい。


チケットがとりにくいそうだから、チャンスがあれば是非。串田和美が元気なウチにどうぞ。

2010年6月14日月曜日

谷中ツアー参考

以前から東京に住みながら谷中全然わかってなかったので、千駄木在住のミケちゃんアテンドで1日遠足。
ひょんなきっかけで人数が広がって面白かった。大名時計博物館では真剣に不定時法と定時法の時計の違いやいつの時代か論じあったり、いせ辰ではいまいましいながらも目の前の美しい千代紙にくらくらきてお買い物するし。SCAIのカプーア展もよかった。千代田線ですぐ行けるし、谷中ちょくちょく行ってみよう。


http://www.scaithebathhouse.com/ja/  SCAI
http://yanesen-urouro.bakyung.com/ やねせんうろうろ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13018381/  おーぎょーちー
http://yanesen-urouro.bakyung.com/2009/09/post09091700.html  カヤバコーヒー
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13043591/dtlphotolst/3/  春木や
http://openers.jp/fashion/jay_tsujimura/index.html  最近の谷中のショップ
http://openers.jp/fashion/jay_tsujimura/jay_tsujimura008.html  nakamuraといろはに木工所
http://openers.jp/fashion/jay_tsujimura/jay_tsujimura010.html  アメリカ人のアトリエ
http://ueno.keizai.biz/headline/589/  
http://www.yanakamatsunoya.jp/ 松野や荒物屋
http://www.geocities.co.jp/Foodpia/6009/isetatsu.htm いせ辰
http://www.nedujinja.or.jp/main/k4.html  ネズ神社
http://burari2161.fc2web.com/daimyoudokei.htm 大名時計博物館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/ 弥生美術館、竹久夢二美術館
http://ueno.keizai.biz/headline/471/  アンティーク 
http://ueno.keizai.biz/headline/450/  古道具
http://www.add-info.com/meal/archives/001016.php 間間間(さんけんま)
http://eiemon.com/link/ えいえもん:自転車で帆布バッグを売る女の子
http://www.osanpo-tokyo.com/yanaka/index.html  ネズの地図

2010年6月5日土曜日

twitterから覚え書き

Palshus
1960年代のデンマークの窯。ゾウ、小鳥やばいくらいかわいいいいい。
http://www.elephant-life.com/?mode=grp&gid=11777
なんか可能性を攻めてる陶器のサイト
http://www.nymphenburg.com/en/nymphenburg/


印刷博物館の活版体験
水〜土曜15:00-予約不要、先着6名。約40分のプログラム。1年の講座もあり。
http://www.printing-museum.org/exhibition/lecture/index.html
グラフィック・トライアル2010
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/gt/index.html


光を99%吸収する素材(カーボンナノチューブ)
http://wiredvision.jp/news/200801/2008011722.html

2010年6月1日火曜日

中銀カプセルタワー

wikiにも載ってますね。黒川紀章さんの代表作、世界初のカプセル構造のマンシオン。(マンシオンは中銀の商標らしい)
http://blog.livedoor.jp/laute33/
twitterでたまたまフォローしていたヒトが【カプセルのオーナーが見せてくれるって、参加者募集】のツブヤキを見て、全然知らないヒトだけどもう見たくて、「参加希望」でRTしたら行けました。
140室って半端だよなあ、手作りには数が多く、工場生産には小さい。見た目にはすっきりと壁にビルトインされた収納やAV、電話、水道、冷蔵庫。カプセルは廊下シャフトにボルトで留めていて、シャフトから棚受け状の構造が出っ張っているわけではないようです。ただのボルト締めのキャンティレバー、そりゃ入り口付近から雨漏りするでしょう。そこから電気、水道も引いているというのもすごい。換気のシミュレーションをしなかったのか、ボイラー室上のカプセルはカビが生え、今は使っていないそうだ。
廊下(シャフト)とカプセルは音がだだ漏れ、でもカプセル同士は完全に離れているので、音は聞こえない。
見せていただいた部屋はビルトイン家具がかなり竣工当初の状態で残っていた。でももう一部屋見せていただいたカプセルは家具が完全に撤去されていた。
短期間で作ったというから、いろいろガタがきている、特に上下水配管。でも短期間だったからできた気もする。迷っていたらきっと作らなかっただろう。
海外からの巡礼が多いそうで、日本人よりも多いそうだ。部屋を見せてくれたSサンは週末だけパートナーと過ごしに来ているそうだけど、たまに見たそうな外人がマンションの外をうろうろしていると中に入れてあげるそうだ。
外、1階には竣工当初の内装のカプセルが丸窓の外から見ることができる。
アスベストが使われているから、いつ壊されてもおかしくない。でもオーナーはみんな大好きで住んでいる。昔は場所柄オネエチャンを囲っているヒトも多かったらしいし、今は事務所や週末滞在用、さらに70歳ご夫婦が定住しているらしい。1カプセル300万円くらいでたまに売られているそうだ。新橋のあの立地で10平米の秘密基地が持てるなら、悪くないと思う。
今の技術で作ったとしたら、いくらぐらいの物件になるのだろう。9hがアリなら、これもありじゃないかな。


一緒に行ったcalmanさんの写真を一部掲載。それにしてもtwitterのおかげで見ることができた。嬉しい、興奮した、感動した。