2010年7月7日水曜日

あなたの街のデザインやさんみたいな

昨日は商工会議所に確定申告に向けた無料記帳指導されに行く。こちらも半年の間に湧いてきた疑問(自分のことだからね、わかりやすいよね)をまとめて、領収書と通帳記入して持っていって効率良く質問したんだけど。いやあ担当のオクサマ、おっとりしてそうで打てば響く的確な進路変更と押さえどころがわかりやすい指導。本一冊読んでもわからなかっただろうことが1時間の面談で目からウロコぼろぼろ。超快感、ボキってそういうことか!


今日は昨日植木鉢移動したときに腰痛めたっぽかったので近所のスポーツ整体の心得のある医院に行く。あっという間にレントゲン撮って、姿勢チェックして、電気びりびり15分やって、サポーターと湿布、飲み薬くれて、これから3日間は中腰禁止、同じ姿勢キープを避ける、歩いた方が楽になる、等の指導を受ける。やっぱネット見ながら自己流よりも確かだにゃ、安心。


最近デザイン以外の分野のプロと喋っている方が「なるほど!」体験が多い。当然知らないことだから伸びしろが多いんだけど。
こちらも若いときよりは自分の現状/疑問/アクションプランのリクエスト、と明確に質問できるスキルができてるんだろうけれど、相手の臨機応変さがプロらしいなあと思うし、贅沢だなあと思える。


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こういうデザインの働き方ってないんかな。いやもちろんそこそこ大口の仕事もしつつですよ。
近所のヒトが「年賀状のデザインして」「うちの改装の壁紙床材選んで」
「うちの店なんかぱっとしないんだけど、どうしたらいいかしら」「食器をお見立てして」
近所の病院みたいに最低3000円くらいで受付して、1日10人くらい相談に応じる。
お金じゃなくて桃とかもらったり、ランチごちそうになったり、夏祭りで特別待遇とかでも全然いいし。


ついでに
「デザイナーに仕事を頼みたいんだけど、どう頼んだらいいのかわからない、何を言っているのかわからない」とかの相談も受ける。


財布を握っているクライアントはデザインのことはわからない、自分とこの業界の未来予測もできない。
いいデザインなのか判断できないので好き嫌いで意固地になってしまう。美的センスのいい経営者なんてそうそういない。


仕事を頼まれたデザイナーは業界全体の現状がわからない、メーカー固有の技術の知識がない。自己実現でめいっぱい。


そのふたつをつなぐ職業、絶対ニーズはあるな。これは3000円ではいやだな。
そうかこれがデザインコンサルティングとかディレクションという職業なのかな。

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