2010年8月26日木曜日

twitterで銅のはなし

そもそもはNHKの番組で「緑青は無害」という話から。
金属のプロがtweetしてくれた。
・銅の緑青は、酸化ではなくて、基本的に水酸化被膜です。で、色付けには塩とアンモニアを利用します。屋根に緑青がでるのは、空気中のその成分の影響で、ついでに言えば、銅屋根の職人さんたちはその促進のため?汗のつく素手で施工するらしい。


・で、銅鍋も魚を煮たりするとてきめん緑青がでます。魚のアンモニア成分のせいです。ちなみに屋根の緑青被膜も、雨が降るとイオン化されて溶けだすので、細かくは雨垂れのラインがあると思います。


・ちなみに、緑青が毒とされたのは、緑青の工芸色付け液をつくる際、「ヒ素」を加えると、ブルー系のとても綺麗な緑青が出まして、それが流行った時代があるため、その緑青銅器を食器として利用しての事件は本当にあったようですよ。もちろん、今は禁止です。


・追記です。通常の銅製品自体は今度は「酸化被膜」で正解。実は普段銅の色と思っているのは表面は酸化色なんです。本当はもう少し赤いです。通常の製品は純銅の場合はほとんどなく大体スズやニッケルを入れて性質的に安定させてます。銅自体は本来かなり変化し易い金属です。


wikiよりわかりやすいよ!ありがとうございます。

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