2011年12月29日木曜日

ハイクが楽天デビュー

今年の仕事の集大成となりました。
http://item.rakuten.co.jp/mukukoubou/10002425/
達野さん、吉村社長、クッションの奥様、mukuの人、皆さんありがとうございます。












赤紫のソファとかかわいいと思うワー

2011年12月13日火曜日

合格!

我古民家鑑定士1級一発合格せり!
いやあイタリア語3級以来の受験勉強(そのときは2点未達)で一発一級って嬉しいもんですな。
なんでも、きっとタイ旅行検定でも嬉しいんだと思う。
さてこれからどう生かしたら面白いかにゃー。

2011年12月5日月曜日

2件リリース





その1: 
ひぐらしソファhaikuの改良が完了しました。旭川家具センターには置かれたそうです。 
・マンションドア幅を考慮して、寝転び、あぐら幅を確保しつつ、ちょっとだけ奥行きを詰めた。 
・背もたれクッションを省いてより「ベンチ+クッション」のコンセプトを明快にした(コストダウンも) 
・背もたれ角度を調節。 
5月には28万円だったのが今回20万円を切る価格でご提供、楽天にも出る予定だそうです。 

その2: 
OTTOgiraffaのレッドxワインをリリースしました。赤系の3トーンがかわいいです、ちょっと北欧なようなイタリアンなような。気に入っております。アシストオンさんとFreeParkさんから。ぬくぬく。 
http://www.assiston.co.jp/?item=1690#special 

この頃プロジェクトが頓挫気味でちっとダウナー気味ですが、それなりにまあ。 
よろしくお願いいたします。 
http://moviti.com/

2011年11月24日木曜日

ながさき陶磁展のコンペに入選しました。

コドモノコトとかちょくちょく一緒にさせていただいてる波佐見のナカハラさんのinfoでながさき陶磁展のコンペに応募しまして、2点入選しました。


チャオカオのあかりを作るうちに
・cadデータと磁器の焼きなりを使ってオーガニックなフォルムの器を作りたい。大きな木の実のフォルムをcadで作ってそれを割って作ったみたいな器のセット。
単体で完結するフォルムじゃなくて、大きいカタチから切りだす。
・暗く演出した食卓でもメニューや調味料のラベルを見るための、テーブルに似合う灯りが欲しい
という想いがふつふつしていたので、そういうのを作りました。


送られてきた図録がよかったです。作家部門(実物審査)の作家個人の技術を評価した審査とか。美しいとか楽しんで作っているという評価は素直だな。
ユニバーサルデザインな器がデザインアイデア部門の最優秀に選ばれてました。なるほどー。
審査基準が波佐見という産地の特徴やこれからの方向性を表していて興味深いです。そのうちサイト化予定とのことで、もっと大きい写真で見たいなあ。
http://www.pref.nagasaki.jp/yogyo/

2011年11月17日木曜日

クライマーTシャツ

http://yukiyama.co.jp/mountain/2011/11/gigat-torot.php
http://moviti.com/climber
パッションの赴くまま作り始めましたがなんだか続いております。
ありそうでなかったんかしらね。どうなんだろ。
趣味なりなんなりで触れてないと描けないものがあるとは思うけど。
それにしてもTシャツの柄に関心がある、メッセージを読み取るかどうかで
若さのバロメータになるのかも。

古民家鑑定士なるものを受験してみた

たまたまtwitterで見たつぶやきがきっかけ。ベタにカンブリア宮殿の動画見て興味を持った。あんまりこういうことしたことない。
自分が今知りたいことをダイジェストいいとこどりできるテキストだったので。


http://www.amazon.co.jp/古民家検定本(発行:一般社団法人200年住宅再生ネットワーク機構)-川上幸生/dp/486180048X/ref=pd_sim_b_1


古い建築を見るのが好き
バナキュラーなもの、本能で作ったものが好き
エコとか法律とかとモノを作ることをどう向かい合わせるか
昭和50年代から建てられた建て売りの家が嫌い、アルミサッシが日本の家をだめにしたと信じてる
なんでうちの間取りはああなんだろう。建て売りじゃないのになんかよそよそしい、使いにくい、でもあんなもんなんかしら


ということにちゃんと向き合ってみようと思いました。
基本知識に触れられそうだったので。


まあもともと建築用材木やさんが廃棄していた材木を【ヴィンテージ古材】として価値創造しよう、という意図で構築しているので、現実との折り合いとか周辺知識のアバウトなweb転載とか、すごい荒っぽいんですけどね。
営業、経営サイドの人のロジックってこういう強引なのね、夢理想の部分と一般知識がごちゃまぜになってる。でも巻き込まれている人が増えているのだろうから、正しいんでしょうね。


なんか木の加工の産地に行っても輸入材で仕事してたりするんだよね。間伐材ってある意味【国産保証】なんでブランドみたいにもてはやされるんかも。実際は材料としては伐採時期があってないんだろうけど。なんかそこがひっかかるんですよ。


この1か月久しぶりに勉強した。もう記憶脳がだめなんじゃないかと思ってたけど、自分が知りたいことと、単一のことを覚えるのと、テキストの不備をネットで調べて(調べたら載ってるもんですねえ)合点するのが楽しかった。


ほんとに鑑定士になるのか、わからんけど。将来こういう知識が役立つように動いていきたいけどね。


それ以前に試験結果が12月にわかるんだけど、どうやろなあ。ひっかけ問題にひっかかってそう。。

2011年11月1日火曜日

民家集落

なんというかデザインの横道を探そうとしている自分。 

小学校の卒業以来の同窓会にくっつけて服部緑地民家集落博物館を見に行きました。 
面白いやんけ!既成観念固定概念だかなんだかそういうのとっぱらって見たら面白いと思うよ。ガレージスペースの広いアウトドアな家のヒントとかカウンターキッチン的だんらんスタイルなんか400年前にもうやってるんよ。木の使い方もむちゃくちゃだけど、古い木だからつやつやでかっこいいんだわよ。 
土壁萌え~藁屋根萌え~ 

ノルウェーとコッツウォルズに通じるものがあると思うし、藤森照信とかなんかこっち系の建築の人いるよね。ぐるっと回ってインターナショナルな知恵だと思う。 

https://picasaweb.google.com/116466657904233662051/111030 

ごめん自分ひとり盛り上がってるようで。

2011年10月4日火曜日

長野の隣は新潟

意外と近いのね。 
八王子の向こうが長野だと思っていたら高崎の向こうが下仁田経由長野なのよ。 
妙義山がかっこいい、山の稜線が美しい高坂-富岡-下仁田エリアを通ります。 
http://www.city.tomioka.lg.jp/tourism/002/001/ 
空っ風、寒くて雪がない地方、富岡製糸場があったのか。

2011年9月27日火曜日

まちとものづくり 後藤さんのエリアムーブメント

エリアムーブメント「まちとものづくり」で木工キャンプの顔、旭川の後藤さん の話をききました。以下ナカハラさんに送ったついでに自分の備忘録として。 

後藤さん:旭川出身40歳。大学(秋田)の専攻はまったく木工と関係なし。大学生活で旭川を離れて逆に旭川の良さに気づき、旭川で就職=市職員になろう。 
配属がなぜか(お父様が地元の大工をしてたからか?)工芸センターだった。 
そのときまで工芸センターの存在すら知らなかった。 
一応事務職だったのだが地元の職人さんにノミやらカンナやらの研ぎ方まで伝授され、技術職に転向。以後17年間工芸センター勤務。 
現在は主にNC加工、各メーカーで製造困難な部材を請け負う。デザイナーが来たら工房案内をして知ってもらう。 
そこまで行政がやることなのかどうかと思うんですが、とよく言われると自分で言っていた。 

熱血系ではなく、感じのいいノリのいい田舎の人って感じです。細くて黒縁メガネかけてる。 

旭川のメーカーも「デザインして自分で作る」作家気質の人が多いと言っていた。 

●工芸センターの役割として地元メーカーの実態調査を実施。家具建具は毎年、クラフトは2年に一回。 
 生産額、取引先、課題などを調査。だんだんそのうちに地元メーカーさんとの信頼が築かれる。 

●2000年頃から2代目若手がメーカーを継ぐor後継者なく廃業現象が目に付く。 
 2003年に10年プラン立案し、地元メーカーの産業振興。 
 そもそも行政の役割は1年プラン、短期的成果だけど、それでは続かない。 
 予算ありきではなくこれをしたいから、と国から補助金をもらうことも。 
 それもゆくゆくは補助金なし企業に負担してもらう体質に切り替えるという理念を実施。 
・2003-2005年:リーダー企業を育てよう 
メーカーの若手2代目10人ほどと一緒にデザインパイロット事業、商品開発を率先して行う。後藤さん自ら試作する。無駄も多かった。企業も商品開発を行い展示会。 
・2006年:ベテランも巻き込み、熊本(木製品志向が強い)で展示会。 
・2007年:Mickle結成、12工房の12人、2代目や若手中心。100%補助金。今の旭川の新製品はMIckleが中心。実際のところ1代目と2代目の考え方のギャップなどあるのだけれど、それも取り持つ。 
東京から日野明子さん(http://utsuwacafe.exblog.jp/i2/)を呼び、単発のセミナーを開こうとしたところ日野さんから「どうせなら永く続く動きにしたい」と言われ、「クラフト改造計画」とする。27工房27名。 
数人のデザイナーのポートフォリオからメーカーが「この人と仕事したい」と選んだ大治さん、小野里奈さんと商品開発。自分達で食事の食器に自分達の商品を使ってみる体験。ギフトショーで「旭川クラフト改造計画」の名義で複数メーカーワンブースで出展。旭川のアピールは成功したと実感したが、個々のメーカーの売り上げにはばらつきがありフラストレーション。 
・2008年:旭川工芸ブランディング事業。個々と全体を見せる展示を自分達でやってみる。売りたい/見せたい方向性を実感する。 
旭川クラフト協議会のサイト立ち上げ。http://www.asahikawacraft.com/ 
更新は今は工芸センターで行う。ゆくゆくはメーカーでやってもらいたい。 
・2009年:旭川クラフトクリエイティブマーケティング事業 半分補助金半分メーカー負担。青山RINで展示会。2010年2月ギフトショー出展。他商品開発・流通セミナーを開催。 
・2009年:萩原修さんをセミナーで呼んだとき、前日みんなで呑んでいるときに修さんがぽこっと木工キャンプのアイデアを発言。翌日のセミナーで実施の可否を募ったらみんなノッてきたので半年で実施。ほんとに集まるのか?と思ったら集まって良かった。参加費でまかない補助金はなし。 
1回目は2日で13工房を巡る+森の間伐(植林ではなく、木材を育てるには間伐が大事)強行軍。 
送迎のクルマはMickleメンバーメインでそれぞれの自家用車、車内という空間での連帯感、結束がつよくなる。 
東京から30名、北海道から70名のジンギスカンパーティ。 
2回目には見学工房数を減らし3回目は工芸センターでのワークショップを実施。旭川の人が旭川の木工を買わないことに問題意識、木工キャンプ中はショップにデザイナーの商品を置いたり、 
来年度は旭川市街の飲食店で木工の器を使ってもらう活動を行う予定。 
AMCC(旭川木工コミュニティキャンプ)のMはもり/まち/もの のMとかけている。 

これらの活動をしても廃業数は増えたり売り上げは落ちているのが産業衰退、結果につながってないとも見えるのだけど 
もしやってなかったらこの右肩下がりはさらに急降下だっただろう、ということにしている。 
       
片山の感想;始めに分析して目標イメージを作っている。 
いきあたりばったりの結果オーライのようだけど、ちゃんと呼び込んだり自分がまず動いてドライブをかけているのがすごい。 
ちゃんと成果が売り上げという数字以外でも分析されており、それを行政に伝えているから続いてる。 
詳しく語られなかったが、お金の使い方のコントロールが絶妙。後藤さんの立場&人柄だからできることを結果的に収斂させている。 
      

2011年9月15日木曜日

つぶやきのちから

びっくりした。
もとは私はフォローしている【デザインに関心あるデザインの仕事じゃないそこそこ著名人】の方のRTだったのが、その方プロテクトしていたのでRTを削除して「世に問うてみよう」と冒頭につけてつぶやいた。


「クールジャパン」=政府がロゴ発表 bit.ly/ncU6UV :酷すぎる。あんまりだ。フォントもひどいし、なにこのブラインドみたいな日の丸?


クライマーからもデザイン関連の方々から友達からもmentionsが40以上、2日経っているのに2こきた。とってもフォロアーの多い「そこそこ著名人じゃないの」みたいな人からも。いやもうびっくり。空中戦を見上げてるみたいな。
あわあわ、おれやっちまったかなー?!


品性とか嫌とか冒涜とか、そもそも戦略がなによとか。いやもうもっと残念な言葉が並んでいて。そうかここまで感情をつぶやくのかみんな、普段おだやかーな発言の人しかフォローしてないんで。むくむくふくれて活性化してたよ、マイナスのベクトルに。ニュートラルな高見の見解もあるけど、このロゴがいいと言ったひとはほんと1人だった。(その人も比較論的なコメントだった)


著名ディレクターの仕事だから期待してるし、世界にしかける戦略だから官民一体でやらないとならないの、それを束ねるロゴだからねえ。サブカルも、日本伝統文化もハイテクも、ちゃんと政府が理解して、冷静に客観的にクールに世界に伝えて欲しい。でもほんと・・なんでこのロゴなんだろう。選外の案はどうだったんだろう。全体のバランス、プロポーションからして落ち着きが悪いようにお見受けします。ロゴ、マーク、スローガン、戦略名の関係があいまいなまま図像化されてるし、国旗のアレンジにしても遠慮がち。ひょっとしたら洋服のタグとかすごーく小さく扱うと視認性とかバランスがいいのかな。そのわりにとんがった細線があるしなあ。。。。


いやはやこれを他山の石とせず、だな。デザインってやっぱぱっと見第一印象だし、個人の見方でじゃんじゃん言えるんだもん。

2011年8月4日木曜日

ハイクソファーがうちにきた

一番上の写真は前のソファベッドね。足下に衣装ケース3個分の本をいれてたし、いろんな人がうちで泊まったよ。ベランダにクッションだけ出してバーベキューパーチーしたり。木枠は結構壊れてた、アクタスのノックダウンだからねえ。





















こないだの展示会のが届きました。今から改良ver.を検討するんで、そのために実際に使ってみようなんです。
爆睡ソファー、でも起きたらすぐ仕事できる。あぐらかけるし。ばばくさくてすまんのう。

2011年8月3日水曜日

豊島に行った

http://www.benesse-artsite.jp/
瀬戸内は3年に一度なのね。でもそれにしてははるばる来てるひとがいたなあ。


日帰りで豊島-犬島は非常に難しい。フェリーが少ないんです。犬島へのフェリーが12:50発、犬島で2時間滞在で戻りになっちゃう。JRみどりの窓口ではフェリーの時刻表はわからないので、あらかじめネットで調べた方がよい。私は帰省して思いついたので、妹に調べてもらった。


島内は電動サイクルレンタルで行けます。私は徒歩しようとしたら、歩いてるとトラックとかバンが通って「乗ってくか?」と3度乗せてもらった。で、車内で喋るのも楽しかった。ひとりだから拾ってもらえたのね。でも20分歩けばどこか展示してるとこにたどり着ける(あ、島の南側は片道3.5kmだから無理、見てないです)タクシーは結局見かけなかった。
夏なら海水浴とセットしたいけど、まだいい民宿がないらしい。美術館近くの自然の家で素泊まりがよいそうです(後述のうららのおばちゃん情報)


心臓音のアーカイブ:ポルタンスキー、この人の作品って絶妙に個人と集団のミックスというか、怖いんだけどもう見ずにいられない、すごい吸引力で。あさいちで行ったんですが。真っ暗な部屋に重低音再生の心拍音、それに合わせて電球が1コまたたく。部屋には小さい鏡がたくさんかけてある。怖いぞー。でもだんだん慣れてくる。ひとによって心拍音って全然違うのね。だんだん面白くなってくる。部屋を出そびれる。朝来る人は少ないので朝狙いが堪能できます。1500円で心拍音登録もできます(私はしなかった)撮影禁止というか撮影できない。









 豊島美術館:このパビリオンを美術館と言い切ったことがすごい。なんせ、ふわーとしたカタチの建物の床を水がぽとぽと湧いたり走ったり溜まったり、それだけだもん。で1500円ですよ。でもね、ずーっといられる。みんな静かに思い思いに水を見てる。天井に開いた穴から空とか周りの木が見える。梅雨時には霧が溜まったりするんだって。時間や季節で感じが変わる。いやすごいです。水が湧く穴はすごく小さくて、手入れ大変だろうなあ。コンクリートも一気に固めないと作れないらしい、すごいね。
ほんとにずーっと座り続けられる。ちょっと宗教空間ぽいかも。撮影禁止。

ストームハウス:普通の民家の中はずっと台風。雨が窓をしたたって、電気がちかちかして、雨漏りしてる。外に出ると快晴でくらくら。

島キッチン:安倍良さんなのね。軒がながーくて気持ちよさそう。ここも根が生えそう。裏のスイス人の展示はうーん、、300円ねえ。

 湧き水:呑んだよ。由緒ありそうな神社脇の水。横の鉄の彫刻は錆びちゃってちょっとかわいそうな感じ。向かいにいちご氷屋さんがいた。いちごシロップは豊島名産のいちごをいちご農家さんがつぶして作ってるからうまいよ。

トムナフーリ:森万里子作品。アオミドロなどろんとした沼にFRP感めいっぱいのありがたそうな巨石。カミオカンデがなんだっけ、宇宙線をキャッチしたらそれが光るらしい。「ほんとに光るの?」って聞いたら夕方とか天気悪いときに光るの見えるときがあります、て言ってた。300円。




100歳の手:空き家に置かれた3点のでっかい鉛筆デッサン。手と顔のモデルは最後のごぜさんだそうで、この人の一生の話を読むのがなんかすごい。300円。

il vento:普通のうちを改装して不思議に見えるようなパースの線とか水玉が壁に描かれてる。これ写真に撮った方が全然よく見える。観覧料出すより100円たしてジュース飲んでのんびりしたよ。















うらら:il ventoから近い、普通のうち。mapに飲食マークがついていたのでおそるおそる行ったけど、すげー地元めし(たこめし、地元魚の塩焼き、刺身、酢の物、野菜炊いたん、これに本来はみそ汁と唐揚げがついてたらしいが、私が行ったときは残ってなかったので、その分割引になった)ここの奥さんがすげー人で、だんなさんが元公務員で豊島の産廃問題のいろいろやってたらしく、だんなさんは定年してから漁師になって今は朝晩漁に出て、それをお昼定食とか近所のお年寄りのご飯作って(宅配じゃなくて取りに来てもらう、それでお年寄りに外出してもらう)という商売のようなボランティアのような、すごいね。
今いい民宿作ろうと島内の6地区で企んでいるらしく、実現すれば農業体験とか漁体験と民宿セットで、ん千円みたいな仕組みができるんだって。

さて、お金はかかるよ、でも見てみてもいいんじゃないか、少なくとも先の2つは見ないとわからない。あとは島の人とうだうだ喋るとかいかりがずらっと並べてあるのとか瓦や石垣や狭い道を見るのが面白いなあ、というところやね。よく考えたら海外でもそんな旅行してるんだから、いいんじゃないか。あとね、島の人が作品を見てるってのがいいね。軽トラのおっちゃんが「なんやポルタンスキー行くんか?乗ってくか?」って声かけてくるってぐっとくるね。「うちの息子は美術館に本持っていってずっと読んでますよ」なんてね。

2011年7月22日金曜日

リリースします



haikuという名前は、ハイキングと俳句にかけてます。 
気持ちイイ外で思い思いに寝転んだりあぐらをかいたり。 
日本のソファということで、俳句みたいに西洋文化と日本文化が混ざったらいいなあとか。 
ちょっと奥の細道みたいな無頼な感じも北海道ぽくていいなあとか。 
楽=だらだら じゃなくて自然な所作に沿う、感じ。 
そんなところです。 

床座のくつろぎをソファでできるように奥行きが深めです。 
日頃から背が低い私にはソファは座っているうちに体育座りか正座になっちゃうんで 
いっそ脚が載せやすい奥行きにしようということです。 
でも背の高い人にもフィットするそうです。 
ごろ寝が最高です。 

こだわりの北匠さんところのソファは他のも堅めかつゆったりしていて、あんまり埋没したり、だらだらぐらぐらしなくて好きな座り心地です。 

旭川家具産地展で発表していただきました。 私も6/21-23まで行ってました。
コンペの家具、特にグランプリの椅子が実物で見れたのはよかった。http://www.asahikawa-kagu.or.jp/ifda/index.html


***
mixiにアップしてここにアップするのを忘れてました。
各地の販売店さんのバイヤーさんも来ていて、好評なひと、ぴんと来ない人、いろいろ。
自分と同じくらいの歳の女性には妙に共感してもらった、と思う。
東京でもいろんな人が見たいと言ってくれてありがたいです。


産地展の後で主にコストダウン目線で改良します、11月に東京の展示会に出展する?かも。
6月発表バージョンのは8月にうちに来る予定、一足先に東京でも実は見れるようになる、かも。

ハリーポッター完結

最終章を見た。
あのホグワーツのバリアは明らかに「オゾン層のイメージ」だよね。


ハリーポッターは始めに見てないひとは見てなかったり、怖そうとか子供向けとか思われていたけど、私は「時代性を映した最新映像」だと思ってた。夢と現実が混ざる感じとか。瞬間移動の感じとか。SFと魔法が混ざる、サイエンスとオカルトが混ざるところとか、俯瞰から一気に杖の先端のマクロ映像にぎゅーんとカメラワークが遷移するところとか。子供向けとか気を抜いてない。怖いし暗いし厳しい自然に囲まれた美しく古い町。


主人公だけじゃなくて周辺にもいいところを見せてくれるのも。こういうのイギリス系うまいね。今回はネヴィル・ロングボトムとロンの母、副校長の女先生(草笛光子みたいなひと)が超いけてた。ちょっと好きな不思議ちゃんルーナも今回もぴりっと新鮮な目線で発言してた。
主人公達も100%いいひとじゃない、ダンブルドアは超おとなのかけひきだった、やっぱり。そしてスネイプ先生の意外な純愛だよ、ひねくれすぎ。
ドラコ一家のすごくシンプルな家族愛とか。
小さいセリフのシニカルなやりとりとか、なんとも言えないニヤニヤ笑いで見交わす感じとか、すごく今風だなあと思って見ていたよ。


今更おさらいで見直すのはすごく大変だけど、お勧めだよ、最後まで気が抜けてない。パイレーツオブカリビアンとはそこが違うね。

2011年5月19日木曜日

chaokaoのあかり:5/21 20:00過ぎからustreamします

http://chaokao.org/
チャオカオ、やまのひとという意味です。

タイの高地民族との協働で商品を作っている長崎のprawmaiとJICA長崎の協働イベントchaokao。フェアトレードの振興を目的にしてます。
5/15-28はchaokaoウィーク、長崎のデザイナー、アーチストがタイの民族衣装をアレンジして作品を作ったり、講演やワークショップがあります。

5/21 20:00- 

120個の波佐見焼の灯、ガムランの楽器グンデルとアコギとのBGM、高地民族衣装をオーガニックコットンの服とコーディネイトしたファッションショーを長崎市美術館で行われます。

このファッションショーで使われる波佐見焼の高透光磁土を使ったあかりを中原真紀さんと一緒に作りました。

http://www.pdweb.jp/column/c_moviti_110509.shtmlこ こに書いたように高地民族の文様を凹凸にしたことで光が透けて模様が浮かびます。これまでのmade in japan品質は「同じ形を大量に作る」だったけど、これはわざと「焼きなり」のランダムなかたちを発生させるように仕組んでいます。人の手で作れない、 自然のたわみをコントロールする、というテーマです。 

写真は試作のリス族の模様。4民族フォルムが異なり、どうやったらきれいな焼きなりができるか試作を兼ねています。


本番では500名くらい、閉館後の美術館にわざわざ来ていただいた、音楽、演出、衣装、照明、場所が一体になってステキなひとときでした。
ボランティア合わせて80名の大プロジェクトだったそうで、でもせっかくだから継続&他のJICAにも伝搬していくといいなあ。
長崎の人は民族衣装を着こなすのが巧い、男子女子、おばあ、おっさん子供、みんな省エネなタイ民族衣装を着ようよ!
涼しいのにきちんとして見えるしアジア人には似合うんだよ。

写真とustoreamは以下;


https://picasaweb.google.com/infomoviti/Chaokao_show20110521?authkey=Gv1sRgCNPjj8_NsszJ4QE#

http://www.ustream.tv/channel/chaokao-project





2011年5月14日土曜日

CortinaでViaFerrata

逃避とか禁断症状ですな。自粛しきれず4月の2週にだめもとHISに行ったら空席あったんだもん。ふらさんと3人で行きました。 
Ferrataのグレードは3B(Punta Fiames-Michielli Strobel)1A(Val di Fanes-Giovanni Barbara)3B(Col Rosa-Ettore Bovero)なんで5.6くらいの楽しいグレード。でもCol Rosaは結構スリリングだったよ。眺望も素晴らしいしCol Rosaおすすめ。
5Bとかクライミングなんかなあ。ほんとはTofana頂上直下のをしにいく(そもそも前回トレッキングできたときにFerrataしてる人を見たのがこのコース)つもりだったのに、シーズン間違えてロープウェー動いてなかった。

 

 
 
 

 
 

ぶっちゃけオフシーズンなんです。4月までスキー、6月からトレッキングシーズンの狭間。山バスもロープウェーも動いてなかった。でも近場の2300m級の山にVia Ferrataしに行ったら充分美しかった。ヒトも少ないしね。 ちっと寒かった、薄手のダウンがあればちょうどいい。アイゼンなくてもなんとかなったし。
高解像度の山に向き合っていたら超常現象に立ち会っているような気がしたよ。 
そしてなぜかイタリアだと連日イタリア料理でも全然平気。Cortinaの小麦粉は軽くてサクサク系で他と違うんだな。

2011年4月23日土曜日

まつおたいこ展



http://www.pola.co.jp/m-annex/exhibition/
松尾たいこさんの個展、先輩経由でちょっと手伝いました。
真ん中のフィルムの展示。タイトルのlayeredを表現したオブジェ。
たいこさんの絵、実は描線がにょろくて面白い。それを切りだしてパーツにしてフィルムで重ねて別の絵を構築する。というアイデア。
出力が透明度も彩度もばっちりで、ほぼシミュレーションと同じ感じになりました。
他先輩に会場の空間構成のアイデアだししたり。

たいこさんも2mサイズの新作を5点くらい描き下ろし。自分の絵を"作品"でなく"材料的"に捉えてるのかな、おぼれ切ってないクールさとど根性を感じる枚数の多さ。絵をいじる、って作家さん嫌いそうだけど、どんどん展開されて、それを作家本人が面白がる、ちょっと音楽のリミックスとかトリビュートアルバムを作ってるような気分。


技法は限りなく「大学受験のポスカラで描いた平面構成」を極めた感じ。
丸窓で動物モチーフをトリミングしたのも、意外と面白い(トリミング前提で描かれた絵じゃないので、ちょっと気を使ったけど、たいこさん自身はこだわりなくおおらかーだったみたい)
面白いです。

2011年4月17日日曜日

ご紹介:こんなのリリースします


旭川木工キャンプのご縁をつないで、床座用の小さいお盆のようなお膳のようなお鉢のようなものを作りました。
床で座ってPC見たりするときに、普通のお盆だとなんか床に近い感じが違和感あるなあと思って。それにお盆って片手で持つとなんか不安定でぐらぐらするので、しっかり持てるお盆が作りたかったのです。


ご縁あってFreeParkという三軒茶屋のショップでリリースさせていただくことになりました。 
ビールも日本茶もマグカップも似合うお盆です。 

木って、以前は【木のぬくもり】という常套句で自分の中でくくってしまって、よくわからない素材だったんです。 
丸く削ると手触りがまろやかで、重みがおだやかで、いきものだなあと思いました。リッチなものなのね。 
http://www.free-park.jp/?pid=30844005

2011年3月15日火曜日

地震のときの注意

神戸で地震を体験した出版女子からケータイに来た地震のときの注意を以下に残しておきます。当時との違いはツイッターと過去の地震の教訓てとこか。原発のことはまあどうしたらいいのかわからん。以下 
************* 
ちなみに、懐中電灯使用時に、スーパーの袋を上からかぶせれば、光が拡散して、空間全体を照らせる照明として活用できます!!! 
・安否確認の為のダイヤル 171 

◎災害用伝言ダイヤル171を使って下さい。 
警察や消防へ問い合わせしないで下さい! 
171 → 1 → 家番号 で伝言吹きこみ 
171 → 2 → 家番号 で伝言再生” 

大規模な人探しサイトができたみたいです。 
http://japan.person-finder.appspot.com/?lang=ja 

・被災外国人に無料の通訳サービス 
多言語コールセンターを運営する「ブリックス」(東京)は11日、 

東北・関東大地震で被災した外国人向けに、 
英語や中国語、韓国語などを通訳する無料電話サービスを24時間体制で始めた。 
助けを求める外国人が役場や避難先などで自治体職員らとやりとりする際に、 電話をすれば間に立って通訳する。 

通訳サービスの電話番号は050(5814)7230。 
サービスについての問い合わせ先は電話03(5366)6001。 

安全のために読んでください! 
↓↓↓↓↓↓ 

・これから夜になるとき。 
阪神大震災で最後に最大に悲惨に襲った災害は、「治安悪化」による「人災」です。 大切な人を守ってください。 
一人でいる人は、最寄りの知り合いと小さくても良いのでコミュニティを作りましょう。 

・避難した女性の方。 
絶対に一人で公衆トイレに行かないで。 便乗する性犯罪者がいます。 
常に誰かと行動して、トイレも二人以上でいくようにしてください。 

・赤ちゃんがいる方。 
赤ちゃんの頭にタオルでも何でもいいので、クッションになるようなものを置いてください。 
阪神大震災で、テレビが飛んできて死亡した乳児がいました。 彼の死を無駄にしないで。 

◎怪我をした人へ 
★頭部の出血は布で傷口を覆ってください。 
★下肢の出血は太ももの付け根を縛ってください。 
★肘より先の出血の場合は二の腕の内側を縛ってください。 
★上腕の出血は腕の付け根を縛ってください。 
※一時間おきに縛っている布をゆるめて下さい。 

もうひとつ、ときどきでいいので足を揉んでください。 寒い中動かないでいると血栓ができて急に倒れることがあります。 

足を揉んでマッサージするか、ハイソックスをはいて足の血管を 圧迫するなどとして注意するようお願いします。 

・エレベーターの使用はなるべく控えてください。 

・東京電力より 
利用者に対し、節電の協力を呼びかけています。 不要な電気製品の使用は控えてください。各地で電力不足が続いています。 

・携帯の電池が無くなりそう、無い方は 最寄りの家電量販店などで、 充電器を無料開放しているようです。 

・地震が起こったら、必ず窓を開けてください。 
そして、家にいる人は、水道が止まる前に、お風呂に水をためてください。 断水の可能性があります。飲料水の確保もお忘れなく。 

・まだ、電気が通じる人は、ご飯を炊いてください。 ネットが使えるうちに自分の住んでる地区の避難場所を確認してください。 

X字の亀裂が入っているとこはすぐに崩壊するから注意! 
携帯と充電器、ラジオ、ペットボトル水必要! ヒール履いてる人は折る! 
食料は最低3日間は自立しなきゃいけない。トイレは基本ないからビニール袋を。 火事などの2次災害に注意! 

◎電気屋さんからの忠告!です。  

ただ今地震で停電している地帯の方はブレーカーを全て落として下さい。 

また避難する際も絶対にブレーカー落としてください。 送電時に火災になって家が燃えてしまいます。 
停電から復旧した瞬間ショートして火災というケースも多いようですので、 

停電してても落としてください。 通電されたら小さなブレーカーを一つづつ入れて下さい。 
漏電ブレーカーが落ちるようでしたら、無理に入れず、 電気事業者等に連絡をとって下さい。 

・ガスの元栓をしめてください。 ガスが充満すると静電気だけで大爆発が起こります。 

・足元数十センチの津波でも足をすくわれ一気に沖合まで流されます。 絶対に見物などには行かないようにしてください。 

・車のトランクにタイヤ交換用のジャッキがついているはずです。 瓦礫の下敷きになっている人を救助する場合、 かなり重要になってきますので、提供をお願いします。 

・室内に居る時も、履物の確保をしてください。 ガラスの破片で足を怪我すると、命取りです。 

・避難する時は、雑誌を頭に載せてタオルやシャツで包むだけでも 
簡易ヘルメットになります。 
おなじように足に巻けば、履物になります。 


★追加:サラダオイルとアルミ箔でランプ、コンロ
http://npowagaya.blog.ocn.ne.jp/nisiyann/files/lamp_and_stove.pdf#search=


それから、こんなサバイバルな知力のサイトを! 
https://sites.google.com/site/olivesoce/inryou/mizu/roka-to-jouryu 
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東京でこれが役に立たないで済むように祈る。