なんつーかさ、デザイナーがマエストロ気取りで偉そうにできる世の中って20年前に終わってると思うんだわ。つーかたかだか100年くらいしか歴史が無い職業だし。
デザイナーって直接最終商品が作れる訳じゃないじゃん。まあ形を決めたり版下作ったり色指示したりはするけどさ。それ手配するのは別のヒト。ろくろも回せないし、紙も折れないし。同じ手順の再現するとすぐモチが落ちるし。
「手に職」ってほどの職能があるとしたら
・なぜなに を堂々と質問してるうちにモノの本質とか課題のコアにたどり着く
・まず絵に描いてみんなのイメージが揃ってるのかずれてるのか確認する
・自分の美意識で善し悪しを判断できる図太い職業
ってとこじゃん。
お手伝いレベルの気持ちで接したらイイ場合と、がつんと世界観を語って造形するべき場合と、期待されてるものを察知して使い分けれるのがいいんじゃないかしら。
なんかの縁で巡り会って仕事できて、その道でずっと生きてきて考えてきたヒトに、ぽっと新しいヒラメキの火花を与えられたり、共感しあったりできるだけで嬉しいもんなんだわ。だから何もやらないで「えーそれ変ですよ」って言わないで「んーまず描くかなんか作ってみますわ」って言うようにしようって心がけてる。でやってみたら「なあんだ意外とアリじゃん」てこと多いんだわさ。
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