2011年2月24日木曜日

そうか

ただ漠然ときれいなかたちを探そうとすると広大なフィールドで路頭に迷うし、かといって静的なかたち、従来の延長では角Rを取るだけみたい、条件に合うだけなつまらないかたちがあふれてしまうので

言い訳後付けじゃない造形の理由がさがしたかったんだな。

2011年2月18日金曜日

写真のこと

他のひとの写真をもらう。なんで既成のありふれたカメラで一瞬を捉えているのに、個性が出るのか。構図か被写体の選び方か。新鮮だ。ボケ味を改めて味わう。
いっとき一生懸命写真を撮ろうとしていた時期があったが、写真ばかり一生懸命になって「自分がそこにいたこと」が頭から落ちそうになったので、あまり最近は熱入れないでいた。でもまたやったら楽しいかも。
一眼レフ買おうかなあ。sonyのとか。 F70修理中。

バランスをとるのが

下手なんです。うすうすと感じていたことだが。だからスタティックにならない。スメアが生かせてない。目標物ばかり意識してしまう。筋力が生かせない。

5日ばかりタイに岩登りに行ってました。自分なりには勇気を絞ったが、客観的に見たらどうなんだか。でもがんばったぞ自分、まずそこは自分で認めよう。

monoマガに書かせていただきました

世界の傑作品コーナーにチッテリオ98というイッタラのカトラリーについて書かせていただきました。編集ちゃんにいろいろ指導いただいたんで、すごくmonoマガテイストな文章になって愕然とした。選ぶ形容詞とか文末の文体であっというまにmonoマガ調

2011年2月1日火曜日

クラマタ&ソットサス展。

http://www.2121designsight.jp/program/krst/ 

ミニヨンさんのはからいでちょっと早めに見せて頂きました。いやあ緊張した。 
K上さんも、ほんとうにありがとうございました。恐縮です、東京だ。 

今日ミニヨンさんにこの頃の時代背景を説明しながら考えたこと。 
クラマタさんが活躍していたころはポストモダンとかメンフィスとか含めて全然わからなかった。 
それまでの機能的な発達進化をしていたデザインが、いきなり夢を語り出したのだ。それもカラーアルマイト、アクリルとかメッキされたラス網とか、ぶっきらぼうにカットされたパイプの組み合わせで。ミスブランチとかなんでバラの造花が封入された椅子にみんな絶賛するのか(ミスブランチが出てくる小説はなんだっけ?あれ読めばわかるのか)三保やガラスさんと想像力vs実現力のガチ勝負。 
応援してくれる人がいるからってこんな使えない家具なんでつくるねん。アートなのかデザインなのかコレクターズアイテムなのか?
実用という理由はない、でも作ったのだ、実体化したのだ。それがすごい。何がそのときにあったのか。

今みたら、以降のデザインに影響を与えたディテール満載。わからない、なんでやねん、こんな使えない家具は何だと思いつつも確実に沁みていた。自分の脳にアーカイブされていた。 

それを踏まえてスタルク、深沢さんを通して見ると、やっぱりすごい統合力だな。 

ソットサスのガラスのオブジェのサイズにも驚いた。やっぱ器のデカイひとだ。 
うん、懐かしい以上のものを感じた。今見ておけって感じだ。 
なんかまだ日本語が消化できてないけど、とにかく書いておきます。