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2011年11月1日火曜日

民家集落

なんというかデザインの横道を探そうとしている自分。 

小学校の卒業以来の同窓会にくっつけて服部緑地民家集落博物館を見に行きました。 
面白いやんけ!既成観念固定概念だかなんだかそういうのとっぱらって見たら面白いと思うよ。ガレージスペースの広いアウトドアな家のヒントとかカウンターキッチン的だんらんスタイルなんか400年前にもうやってるんよ。木の使い方もむちゃくちゃだけど、古い木だからつやつやでかっこいいんだわよ。 
土壁萌え~藁屋根萌え~ 

ノルウェーとコッツウォルズに通じるものがあると思うし、藤森照信とかなんかこっち系の建築の人いるよね。ぐるっと回ってインターナショナルな知恵だと思う。 

https://picasaweb.google.com/116466657904233662051/111030 

ごめん自分ひとり盛り上がってるようで。

2011年8月3日水曜日

豊島に行った

http://www.benesse-artsite.jp/
瀬戸内は3年に一度なのね。でもそれにしてははるばる来てるひとがいたなあ。


日帰りで豊島-犬島は非常に難しい。フェリーが少ないんです。犬島へのフェリーが12:50発、犬島で2時間滞在で戻りになっちゃう。JRみどりの窓口ではフェリーの時刻表はわからないので、あらかじめネットで調べた方がよい。私は帰省して思いついたので、妹に調べてもらった。


島内は電動サイクルレンタルで行けます。私は徒歩しようとしたら、歩いてるとトラックとかバンが通って「乗ってくか?」と3度乗せてもらった。で、車内で喋るのも楽しかった。ひとりだから拾ってもらえたのね。でも20分歩けばどこか展示してるとこにたどり着ける(あ、島の南側は片道3.5kmだから無理、見てないです)タクシーは結局見かけなかった。
夏なら海水浴とセットしたいけど、まだいい民宿がないらしい。美術館近くの自然の家で素泊まりがよいそうです(後述のうららのおばちゃん情報)


心臓音のアーカイブ:ポルタンスキー、この人の作品って絶妙に個人と集団のミックスというか、怖いんだけどもう見ずにいられない、すごい吸引力で。あさいちで行ったんですが。真っ暗な部屋に重低音再生の心拍音、それに合わせて電球が1コまたたく。部屋には小さい鏡がたくさんかけてある。怖いぞー。でもだんだん慣れてくる。ひとによって心拍音って全然違うのね。だんだん面白くなってくる。部屋を出そびれる。朝来る人は少ないので朝狙いが堪能できます。1500円で心拍音登録もできます(私はしなかった)撮影禁止というか撮影できない。









 豊島美術館:このパビリオンを美術館と言い切ったことがすごい。なんせ、ふわーとしたカタチの建物の床を水がぽとぽと湧いたり走ったり溜まったり、それだけだもん。で1500円ですよ。でもね、ずーっといられる。みんな静かに思い思いに水を見てる。天井に開いた穴から空とか周りの木が見える。梅雨時には霧が溜まったりするんだって。時間や季節で感じが変わる。いやすごいです。水が湧く穴はすごく小さくて、手入れ大変だろうなあ。コンクリートも一気に固めないと作れないらしい、すごいね。
ほんとにずーっと座り続けられる。ちょっと宗教空間ぽいかも。撮影禁止。

ストームハウス:普通の民家の中はずっと台風。雨が窓をしたたって、電気がちかちかして、雨漏りしてる。外に出ると快晴でくらくら。

島キッチン:安倍良さんなのね。軒がながーくて気持ちよさそう。ここも根が生えそう。裏のスイス人の展示はうーん、、300円ねえ。

 湧き水:呑んだよ。由緒ありそうな神社脇の水。横の鉄の彫刻は錆びちゃってちょっとかわいそうな感じ。向かいにいちご氷屋さんがいた。いちごシロップは豊島名産のいちごをいちご農家さんがつぶして作ってるからうまいよ。

トムナフーリ:森万里子作品。アオミドロなどろんとした沼にFRP感めいっぱいのありがたそうな巨石。カミオカンデがなんだっけ、宇宙線をキャッチしたらそれが光るらしい。「ほんとに光るの?」って聞いたら夕方とか天気悪いときに光るの見えるときがあります、て言ってた。300円。




100歳の手:空き家に置かれた3点のでっかい鉛筆デッサン。手と顔のモデルは最後のごぜさんだそうで、この人の一生の話を読むのがなんかすごい。300円。

il vento:普通のうちを改装して不思議に見えるようなパースの線とか水玉が壁に描かれてる。これ写真に撮った方が全然よく見える。観覧料出すより100円たしてジュース飲んでのんびりしたよ。















うらら:il ventoから近い、普通のうち。mapに飲食マークがついていたのでおそるおそる行ったけど、すげー地元めし(たこめし、地元魚の塩焼き、刺身、酢の物、野菜炊いたん、これに本来はみそ汁と唐揚げがついてたらしいが、私が行ったときは残ってなかったので、その分割引になった)ここの奥さんがすげー人で、だんなさんが元公務員で豊島の産廃問題のいろいろやってたらしく、だんなさんは定年してから漁師になって今は朝晩漁に出て、それをお昼定食とか近所のお年寄りのご飯作って(宅配じゃなくて取りに来てもらう、それでお年寄りに外出してもらう)という商売のようなボランティアのような、すごいね。
今いい民宿作ろうと島内の6地区で企んでいるらしく、実現すれば農業体験とか漁体験と民宿セットで、ん千円みたいな仕組みができるんだって。

さて、お金はかかるよ、でも見てみてもいいんじゃないか、少なくとも先の2つは見ないとわからない。あとは島の人とうだうだ喋るとかいかりがずらっと並べてあるのとか瓦や石垣や狭い道を見るのが面白いなあ、というところやね。よく考えたら海外でもそんな旅行してるんだから、いいんじゃないか。あとね、島の人が作品を見てるってのがいいね。軽トラのおっちゃんが「なんやポルタンスキー行くんか?乗ってくか?」って声かけてくるってぐっとくるね。「うちの息子は美術館に本持っていってずっと読んでますよ」なんてね。

2011年7月22日金曜日

ハリーポッター完結

最終章を見た。
あのホグワーツのバリアは明らかに「オゾン層のイメージ」だよね。


ハリーポッターは始めに見てないひとは見てなかったり、怖そうとか子供向けとか思われていたけど、私は「時代性を映した最新映像」だと思ってた。夢と現実が混ざる感じとか。瞬間移動の感じとか。SFと魔法が混ざる、サイエンスとオカルトが混ざるところとか、俯瞰から一気に杖の先端のマクロ映像にぎゅーんとカメラワークが遷移するところとか。子供向けとか気を抜いてない。怖いし暗いし厳しい自然に囲まれた美しく古い町。


主人公だけじゃなくて周辺にもいいところを見せてくれるのも。こういうのイギリス系うまいね。今回はネヴィル・ロングボトムとロンの母、副校長の女先生(草笛光子みたいなひと)が超いけてた。ちょっと好きな不思議ちゃんルーナも今回もぴりっと新鮮な目線で発言してた。
主人公達も100%いいひとじゃない、ダンブルドアは超おとなのかけひきだった、やっぱり。そしてスネイプ先生の意外な純愛だよ、ひねくれすぎ。
ドラコ一家のすごくシンプルな家族愛とか。
小さいセリフのシニカルなやりとりとか、なんとも言えないニヤニヤ笑いで見交わす感じとか、すごく今風だなあと思って見ていたよ。


今更おさらいで見直すのはすごく大変だけど、お勧めだよ、最後まで気が抜けてない。パイレーツオブカリビアンとはそこが違うね。

2011年5月14日土曜日

CortinaでViaFerrata

逃避とか禁断症状ですな。自粛しきれず4月の2週にだめもとHISに行ったら空席あったんだもん。ふらさんと3人で行きました。 
Ferrataのグレードは3B(Punta Fiames-Michielli Strobel)1A(Val di Fanes-Giovanni Barbara)3B(Col Rosa-Ettore Bovero)なんで5.6くらいの楽しいグレード。でもCol Rosaは結構スリリングだったよ。眺望も素晴らしいしCol Rosaおすすめ。
5Bとかクライミングなんかなあ。ほんとはTofana頂上直下のをしにいく(そもそも前回トレッキングできたときにFerrataしてる人を見たのがこのコース)つもりだったのに、シーズン間違えてロープウェー動いてなかった。

 

 
 
 

 
 

ぶっちゃけオフシーズンなんです。4月までスキー、6月からトレッキングシーズンの狭間。山バスもロープウェーも動いてなかった。でも近場の2300m級の山にVia Ferrataしに行ったら充分美しかった。ヒトも少ないしね。 ちっと寒かった、薄手のダウンがあればちょうどいい。アイゼンなくてもなんとかなったし。
高解像度の山に向き合っていたら超常現象に立ち会っているような気がしたよ。 
そしてなぜかイタリアだと連日イタリア料理でも全然平気。Cortinaの小麦粉は軽くてサクサク系で他と違うんだな。

2011年4月23日土曜日

まつおたいこ展



http://www.pola.co.jp/m-annex/exhibition/
松尾たいこさんの個展、先輩経由でちょっと手伝いました。
真ん中のフィルムの展示。タイトルのlayeredを表現したオブジェ。
たいこさんの絵、実は描線がにょろくて面白い。それを切りだしてパーツにしてフィルムで重ねて別の絵を構築する。というアイデア。
出力が透明度も彩度もばっちりで、ほぼシミュレーションと同じ感じになりました。
他先輩に会場の空間構成のアイデアだししたり。

たいこさんも2mサイズの新作を5点くらい描き下ろし。自分の絵を"作品"でなく"材料的"に捉えてるのかな、おぼれ切ってないクールさとど根性を感じる枚数の多さ。絵をいじる、って作家さん嫌いそうだけど、どんどん展開されて、それを作家本人が面白がる、ちょっと音楽のリミックスとかトリビュートアルバムを作ってるような気分。


技法は限りなく「大学受験のポスカラで描いた平面構成」を極めた感じ。
丸窓で動物モチーフをトリミングしたのも、意外と面白い(トリミング前提で描かれた絵じゃないので、ちょっと気を使ったけど、たいこさん自身はこだわりなくおおらかーだったみたい)
面白いです。

2011年2月18日金曜日

写真のこと

他のひとの写真をもらう。なんで既成のありふれたカメラで一瞬を捉えているのに、個性が出るのか。構図か被写体の選び方か。新鮮だ。ボケ味を改めて味わう。
いっとき一生懸命写真を撮ろうとしていた時期があったが、写真ばかり一生懸命になって「自分がそこにいたこと」が頭から落ちそうになったので、あまり最近は熱入れないでいた。でもまたやったら楽しいかも。
一眼レフ買おうかなあ。sonyのとか。 F70修理中。

2011年1月23日日曜日

いろいろ見に行った

曽根裕展
年末エルメスギャラリーに行ったらたまたまやってた。この人知らなかった。
でもすごくいい。水晶の雪マークよりも大理石のジオラマとかスキーリフトがかなりいい。
オペラシティでもやるそうだから楽しみ。今年ブレイクか??
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/758977.html
http://www.operacity.jp/ag/
あ、もうやってる見に行こうかな。


白井セイイチ展
丹下健三世代の大御所、って知りませんでした。書を書き、顔が怖く、ドイツに留学していたって、キャラ濃いなあ、大先生いかにも。
住宅の方がバランスがきれい、ちょっとスカルパっぽい。でも台所とかいわゆる「住む機能」な部分はまったく語られてない。床の間背負って書を書くって感じかな。
ビルは権威的、シンボリックで重くて個人的には好きではないです。飯倉のnoaビルとか松濤美術館なのね。
原爆堂プランというので有名になったのね。万博のときの丹下さんみたいなプランを10-15年前に打ち立てていたってことか。
なにより図面とスケッチの精緻な鉛筆画が驚異。あれ美術価値ありますよ。
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/exhibition/11/110108/index.html


2k540
秋葉原-御徒町の高架下がショップ化してるというの。もっとアトリエっぽいのかと思ったら意外とアンテナショップ度が高かった。hirocoledgeさんはフランスに行っていてルスだった。うーむ、roomsぽい。あざとさと洗練は紙一重。


coyoteいよいよ休刊ですってね。踏ん張っていたけどなあ。

2010年7月22日木曜日

これも自分と認めざるを得ない

http://www.2121designsight.jp/id/index.html 
正直「えー佐藤さんの見せ方スタイル、たいがい流行ったし飽きちゃうじゃないかな」と思って行ったんだけど、さらに複雑な仕掛けだった。くやしい面白い。 

指を台に押しつけると指紋が画面に写し取られて、ちっちゃい魚みたいにうようよ泳いで、他の指紋と一緒に群れを作るの。で、もう一度指を押しつけると群れの中からしゅーっとまっすぐ自分の元に指紋が泳いでくる。すごーく愛おしくてかわいいよ。と同時に「これって簡単に指紋押捺しちゃうな」と思った。 


穴から覗くと、覗いたところの画像が大きくドアに映される、覗いてる本人は「今何を見てるか他の人にばれてる」とは思ってないから、それがわかったときすごくばつが悪い。普通の視線入力技術の応用なんだけど。
虹彩を撮るのも、簡単に01の2048個くらいの数字に置き換えられる、そしてこれまで登録された来場者の中からあっという間に識別される。技術すごいなーと思ったところで、さらにその01の羅列を少しずつ消していく。「まだあなたです・・あなたです・・もうあなたではありません」と言われたときのなんとも寂しい感じ。 

技術の正確さと個人的な微妙な心の動きとか同時に来て、初めてだった、あんな気分。すーっと薄気味悪い、怪談を読み終わったみたいな感じ。


東京の展示は明快ですっきりわかりやすいけど、おかげで"疑問を残す展示"への免疫が減ったかも、とこないだ京都で「生存のエシックス」展を見たとき思ったんだけど。すっきりさせるだけでなく、感情までコントロールされたみたい、佐藤雅彦やるなあ。

2010年7月15日木曜日

ノスタルジア

2時間の映画まるごと。やはりこの映画美しい。
タルコフスキー ノスタルジア
http://www.andreitarkovsky.org/films/s/Nostalghia/20224
他にもソラリスなど。


昔は美しいけど重くて寝落ちしてましたが、今なら全然見え方が違うかも。
そうかあの頃タルコフスキーが亡くなったからブームがきてたのか。