いろんなモノ作りのスタンスがあるなあ。
・石上純也展 建築はどこまで小さく、あるいは、どこまで大きくひろがっていくのだろうか?
http://www.shiseido.co.jp/gallery/exhibition/index.html でっかい風船、極薄テーブルのひと。セジマさんとこにいたらしい。荒唐無稽な詩のような夢の模型化60連発。おままごとのよう。構造力学も都市計画も作り手も使い手の視線もムシした「もしも」の可視化。こんなこと考えて建築作られたらかなわないと思いつつ、カタチにしたのは面白い。
・西荻窪 STORE http://www.storestore.net/pg80.html
ボーダーのワンピース、Tシャツ。カワイイ。1点物。欲しい。久しぶりに欲しい服だ。
・フォークの歯はなぜ4本になったか 平凡社ライブラリー
デザインをデザイン以外の言葉、歴史/特許/エンジニア/量産設計/商業/流行で語ってる。甘えがない。読むのが重い。プロダクトデザイナーにとっては「犬と鬼」より重いかも。辛辣。
学生のときに読んだら、夢を汚されたみたいな不快な気分になってすねてしまったかも。今だから「ううむずばっと言ってる」となるのだが。
・今日は「自分たちで掘っ立て家が作りたい」出版じょし と 「数寄屋の修行をして、今工法まるごと提案するようなけったいな先生とこで働いてる」建築くんを引き合わせた。面白かった、刺激的。家建てて欲しいな。お互いフレキシブルなど根性系+現実主義と荒唐無稽なひとたち。
土嚢充填小屋http://www.google.co.jp/gwt/x?gl=jp&q=NADER+KHALILI&hl=ja&ei=OGV3TPicE43M6gOave2uAg&ved=0CAUQFjAA&output=xhtml1_0&source=m&rd=1&guid=on&u=http://calearth.org/
そもそもはNHKの番組で「緑青は無害」という話から。
金属のプロがtweetしてくれた。
・銅の緑青は、酸化ではなくて、基本的に水酸化被膜です。で、色付けには塩とアンモニアを利用します。屋根に緑青がでるのは、空気中のその成分の影響で、ついでに言えば、銅屋根の職人さんたちはその促進のため?汗のつく素手で施工するらしい。
・で、銅鍋も魚を煮たりするとてきめん緑青がでます。魚のアンモニア成分のせいです。ちなみに屋根の緑青被膜も、雨が降るとイオン化されて溶けだすので、細かくは雨垂れのラインがあると思います。
・ちなみに、緑青が毒とされたのは、緑青の工芸色付け液をつくる際、「ヒ素」を加えると、ブルー系のとても綺麗な緑青が出まして、それが流行った時代があるため、その緑青銅器を食器として利用しての事件は本当にあったようですよ。もちろん、今は禁止です。
・追記です。通常の銅製品自体は今度は「酸化被膜」で正解。実は普段銅の色と思っているのは表面は酸化色なんです。本当はもう少し赤いです。通常の製品は純銅の場合はほとんどなく大体スズやニッケルを入れて性質的に安定させてます。銅自体は本来かなり変化し易い金属です。
wikiよりわかりやすいよ!ありがとうございます。
http://www.mol.co.jp/gallery/index.html
ほんとに自分のできることの棚卸しみたいになっております。風景スケッチだもんで。
乗船しないと見れないんですけど、自然光あふれる廊下です。動くギャラリー。
1
鳥獣戯画クライミング、Tシャツとかいろいろ展開してますが、やってみてしみじみわかるのは、
なぜうさぎとカエルなのか
ということ。実にニンゲンの動きとどうぶつの動きをミックスさせやすい。
動かしてもキャラの特長(ウサギの耳、カエルの大口と出目)がはっきりしている。。
サルだとニンゲン寄り、ネコだとどうぶつ寄り過ぎて、ポーズに限界がある。
・・すごい、このチョイス。恐るべし鳥羽僧正覚猷
2
和紙でいろいろ試作している。よく考えたら母が和紙人形作っていたけど私は和紙にそれほど親しんでない。
洋紙よりやわらかくしなやか。しわしわにならずにクタクタになる。でもぎゅっと折ると折り線がでる。
紙ってコシと硬さのバランスなんだな。
3
こどもを舐めるなよ の舐めるなよの感情が起きるのは【的外れなご機嫌取り】、なるほどのpearちゃんの定義。
こどもを舐めるなよなオモチャと思っていたあんぱんまん、ポケモン、たまごっち(いったい何年やってるんだ、と思ったけど、コドモは代替わりしていくしオトナは懐かしいし、そうやってキャラが延命していくのか。ロングライフ)
ミュージアムやショップは【オトナから見た子供だまし】に見えるけど実際は空前のヒットバカ売れらしい。
一方コドモの頃に【読書感想文が嫌いでした、こういう感想をオトナは求めてるんでしょ、というあざとさが見えて】というtweetに共感する人も少なからずいる。
成長だけがいい訳じゃないけど、マーケティング中心の商品開発が日本をコドモ化していくのか。
コドモの親って軸ぶれしないように子育てするの、ほんと大変だなあ。
ついわすれてしまう。早ペースニンゲンには沁みる
以下
早く済ませてゆっくりしたいと自分ひとりで思っても、一番遅いヒトのペースで仕事は進んでいく。
>>>作業のはやいひとには仕事が増えるの法則。。提出タイミングが大事(ポソ
仕事が遅いヒトには温かい目線で「マイペース」という評価がつくが
仕事が早いヒトには賞賛だか突き放しだかの「仕事早いから」のあげくに、頼られたり迷うのにつきあわされたりする。
で、私がひっぱっていかないと失敗する、頓挫する、なんて思っちゃうとずっとPCの前でやきもきしなきゃならない。待たされたあげく一晩でなんとかしなくてはならなくなる。いや待たされているのではなく、結局自分が気になるから自主的に待っているだけだ。
やることやったら「明日明後日外出予定です、電話もとれないかも」と言い切ってしまえ。じゃないと夏休みは来ない。
なんとかなる、なんだったら休み明けにフォローも挽回もできる。そんなものだ。
修さんがやっていることは不思議、不思議っちゅうかもっと力が入って【デザイン考えよう!】になりそうなところが修さんのキャラでほわーんとしている。いやご本人の芯とか確信、信念は折に触れ、感じるんだけど。
つくし文具店【文具教室】アッシュコンセプトの名児耶さんの回。
文具教室2回目、前回はキリモトさんの熱い漆トーク。伝統を守るというのは新しいことをやるということ。
今回は・・行くなりビールとおつまみ(浅草の佃煮や)回覧。
今回は学生さんはいなかった。インハウスさんが2人、岐阜から来た司書の仕事してる女の子、フリーのプロダクト男子さん2人。て感じか。あとは修さんとやまゆうちゃん。人数少ないから不思議〜な雰囲気。聞きながら談義状態にすぐ入る。
名児耶さんて空間演出デザインだったんだ〜。で、宣伝とかディスプレイの仕事して、そっからブランディングの視点でモノ作りにはいったから、いろんな仕事のカテゴリー分けというか敷居が低いんだな。
私もイラストやりたいな〜から気がつくとごりごりのIDやって、綺麗だから建築とか見るのが好きで、CGの動きとかゲームのレスポンスのバランスとかそんなものまで【きれい】で語るようになったから、イメージする視点がすごく共感できた。
その延長で経営とかデザインマネージメントしてらっしゃったり、企業とのつきあい方、折衝とかの話が聞けて、【デザインだけじゃないデザインの話】で面白かった。
造形もマーケティングもモニタリングも販促戦略もぜぇんぶ見てるけど、思考の原点は【デザイン】ってことだ。
あーそれにしても東京のわかいこってこういうのが聞ける機会がある、って幸せだなあ。いろんなところやってもいいのに。で、デザインじゃない人も聞いて面白いと思うよ。深夜ラジオと一緒だよ。ふつーの目線のデザイン談義。
やまゆうちゃん(現役のむさびちゃん)のレポートが面白い。れんらく の中にレポートが載っています。
http://www.tsu-ku-shi.net/info/index_info.html