2011年7月22日金曜日

ハリーポッター完結

最終章を見た。
あのホグワーツのバリアは明らかに「オゾン層のイメージ」だよね。


ハリーポッターは始めに見てないひとは見てなかったり、怖そうとか子供向けとか思われていたけど、私は「時代性を映した最新映像」だと思ってた。夢と現実が混ざる感じとか。瞬間移動の感じとか。SFと魔法が混ざる、サイエンスとオカルトが混ざるところとか、俯瞰から一気に杖の先端のマクロ映像にぎゅーんとカメラワークが遷移するところとか。子供向けとか気を抜いてない。怖いし暗いし厳しい自然に囲まれた美しく古い町。


主人公だけじゃなくて周辺にもいいところを見せてくれるのも。こういうのイギリス系うまいね。今回はネヴィル・ロングボトムとロンの母、副校長の女先生(草笛光子みたいなひと)が超いけてた。ちょっと好きな不思議ちゃんルーナも今回もぴりっと新鮮な目線で発言してた。
主人公達も100%いいひとじゃない、ダンブルドアは超おとなのかけひきだった、やっぱり。そしてスネイプ先生の意外な純愛だよ、ひねくれすぎ。
ドラコ一家のすごくシンプルな家族愛とか。
小さいセリフのシニカルなやりとりとか、なんとも言えないニヤニヤ笑いで見交わす感じとか、すごく今風だなあと思って見ていたよ。


今更おさらいで見直すのはすごく大変だけど、お勧めだよ、最後まで気が抜けてない。パイレーツオブカリビアンとはそこが違うね。

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