2020年12月19日土曜日

品川の原美術館が閉館する

 新コロナとは関係ないですが。数年前に館長さん交代してはったし。

老朽化だそうです。大学生の頃上京してデートで初めて行ったよ。白黒フィルムで写真を撮ったよ。レイノーのキーホルダーは今でも家の中探したら出てくると思う。

初めての頃はレイノーのタイルの部屋と宮島達男の部屋鹿常設はなかったんでないかな。京都には現代美術の個人経営のギャラリーと近代美術館(ここも現代写真展とかいまだに図録持ってる)があったけど、現代美術の最前線を私営でやっていて、見つけてくるアーチストもメジャーじゃなかったり、独特の原美術館テイストがあったり。
今ではMOTやICCや銀座エルメスのギャラリーや現代美術見れるところ増えた。


歴史的に価値がでる美術でなくて、なんで今若い人の作品でピックアップされるのか、ちゃんと見れて、目利きというほどではないが、現代美術の見方を教えてもらった美術館だと思う。

最後の展示は
Hara Museum Web | 原美術館 | 展覧会 | 光―呼吸 時をすくう5人
佐藤雅晴さんという人のが、実写のムービーの一部に線描とベタ塗のアニメーションを当てはめているのが、なんか新鮮で今の時代っぽいなあと思った。若いのに去年亡くなられたそうで残念。改めて窓でトリミングされた紅葉と写真の四角い対比が、この美術館でしか見れないなあと思った。中庭含め撮影禁止が残念。あとは玄関はいったところの不思議な構造の部屋の展示の感じは独特。
一部の常設(きっと奈良美智や森村泰昌の)はミュージアムアークに移設されるそうだが、屋外の古い公衆電話の彫刻や箒が並んでいるのはどうなるのかなあ。


ちなみに数年前からmovitiのocchi(めがねケース)をミュージアムショップで売っていただいている、これもどうなるのか未定。


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