2020年5月13日水曜日

新コロナがきっかけ:suzuri

新コロナからの緊急事態、不便なこともあるが(一番悲しいのは登りに行けない山に行けない)きっかけにして新規手を出したことを記録しておこうと思います。

suzuriを使ってみた。


もともとは京都芸大のOBグループでのお題が”アマビエ”で、先輩から直々参加してくださいとのメッセージをもらい、試しに描いてみたら意外と良いものができた。twitterでアップしてみたらあんちゃんのフォロアーさんから”suzuriというのがあるよ”とおして教えてもらった。

https://suzuri.jp/ 2015年にはすでにあったのね、知りませんでした。

登録してjpeg(イラレデータではないのでスマホ画像でいける。)をアップ。なんか写真屋の”1個から作れるオリジナルマグカップ”というのはこんなんじゃないのか。今回は黒印刷だが、おそらくカラーも問題ないのだろう。

この図は初期型、グッズにする前に柄や文字間を整えた。口は敢えて非対称



イテムを選んで画像サイズを調整。商品に載せたときのサイズや完成予想もわかりやすい。オサレな女の子の着用写真に自動的にコラージュしてくれたり。そもそもアイテムのラインナップがおしゃれで今風。キャップもオリジナルで作れるのは珍しいのかも。
プロフィールを整え、画像のタイトルと説明などを追加して公開。以上、あっけない。

あ、トピックとしては”トリブン”を決める。アイテムに関わらず統一価格、デフォルトは300円。単価の安いステッカーや缶バッジはトリブン比率が高いので上代が割高、Tシャツはトリブン比率が低いので安く感じる。柄付きのTシャツ2000円台なら安いよね。


事前にアイテム毎の数量を決める。私はてっきり事前に数量まとめて作るという意味かと思ったが、売れ行き見ながら後から数量変更できる。プレミアム感を出すのかな?数量を決める意味は何だろう。

在庫リスク無し、クレジットカードも使えるし、梱包発送、注文内容確認、支払い確認、できあがりのチェックも無し。なんとまあ。トリブンとの比率を考えるとまあ6割suzuriに持っていかれる感じだけど、この手間いらずっぷりは魅力的。

早速自分でもサイトから購入してみる。1週間くらいで届くそうだ。え、これ1個ずつ作ってるの?
SNSで告知してみたのが効いたかちょくちょく”誰かがズッキュン”した通知がメールで来る。
10日ほどして注文したステッカーと缶バッジが届く、普通に美しくできている。シミュレーション画像がそのまま実体化したみたいな不思議な気分。
売れたら売り上げ額とトリブンや売れたアイテム、日時の一覧も随時更新される。適当なところで”金にする”ボタンを押すと登録していた振込先に翌月末振り込まれるそうだ。


まだやってないけど非公開にして

究極の1点ものやプロトタイプが作れるのかな、1点ずつシリーズ5客揃いのマグカップとか。
データを作ればチームのナンバリングユニフォームも簡単。
今まで記念品をカスタムで作らない程度の記念日、誕生日・資格取得・退職とかでも少し気軽に作りやすい(もちろん柄を作る負荷はかかるが)。
ネット上イベントのグッズも公開限定して在庫リスク抑えて企画できる(先日DOMUNEの電気グルーヴのグッズは同様な仕組みのようだった)。後日送付だから在庫抱えなくてできるし、金額計算もシンプルにできそう。
いろいろ使い道がありそうな、というかモノ作り以外の部分に頭使う余裕ができそう。

モノ作りも商品としてパッケージ化されてるんだなー。

究極の大量生産x少量多品種の実現化だな。

今回はアマビエなのでトリブンを国境なき医師団に寄付することにした。私がちょこちょこランチ代にするよりも有意義にコロナ対策にお金を使ってもらおう。

もう少し自由に出歩けるようになるまで引き続きよろしくお願いいたします。
https://suzuri.jp/moviti_nori


2020年4月1日水曜日

comoleveのこと

自分のサイトをリニューアルしたら、このブログを半年更新してなかったことに気がつき遡って書きます。

comoleve.com

東京都中小企業振興公社の事業家チャレンジ道場に磯野師範から誘っていただいた。ちょうど3月で丸和製作所さんとの協働が終了していたので、同様の”金属板をレーザーカット”技術を持つケイエスレーザさんの新製品の開発のデザインをするのだ。

始めるにあたって丸和製作所にはお断りのメールしたところ、実はケイエスレーザさんとチャレンジ道場でお知り合いだったみたいで、励ましていただいた、いい人だ。

ケイエスレーザさんの社長の奥様Mさん(この夫婦仲良くて、友達のとこの夫婦みたいな微笑ましい雰囲気がこのプロジェクトの成功要因だと思うの)がテーブルコーディネートの知識/意識が高くて、テーブルコーディネートウエアを作りたいとのこと。10月顔合わせ2月のギフトショーの振興公社のブースに出品。正月はさむからあまり時間は無い。

いやあ知りませんでした、テーブルコーディネートの世界。せいぜいおしゃれなフルーツバスケットくらいしかイメージできてなかった。AXISのリビングモティーフで売っているような舶来のテーブルウエアは2-3万円くらいで堂々と売っている。ALESSIもこういうジャンルか。

テーブルコーディネートに高さの変化を付ける、ほんの10cmくらいでもメリハリができて全体が引き締まる。そういえばIKEAでも卓上卓袱台のような脚付きトレイ売ってる、あの原理か。

1stスケッチで構造とデザインテイストを数案提案したらMさんのイメージに幸いはまったようで、これがよかった。Mさん遠慮がちなようで結構好みがはっきりしていて、自分でも結構アクションしてくれる人、デザイナー尊重=投げっぱなし、決めない という人では全然なかった。指摘がめちゃ細かいけど、フォローも要望も的確。30年仕事していてベストクライアントかも。

ネーミングも最初私が提示してそれでロゴを展開してたら、なんか違和感あるみたいで、もやーっとしているので代替え案を絞り出して”あーもうだめだ思いつかない”と困っていたところ自力でcomoleve(木漏れ日/como(一緒に)lever(上げる)を提示してくれた。登録商標やネーミングのサイトとかもすごく探索してくれていたみたい。パッケージの試作も自力で業者探してかっこいいのを見せていただきびっくりした。一緒に創り上げる意識が強いそしてセンスが私と近い、ありがたい。

リーフレットなどに使う商品写真もMさん撮影のも光の回り方、グリーンのスタイリングがもう全然私より上手だし、手配も仕事も早いし。デザインて進めていると孤独だなあ、かといって複数デザイナー参加だと調整ややこしいしめんどくさい仕事だなあと思っていたが、こんなにばっちり仕事分担できるなんて夢のようだ。

商品デザインは基本的にはイラストレーターで作り、ライノセロスで仕上げた。ライノに入れて取説や知財資料も作った。2D3Dの地続きでデザインできた。試作も作っていただいて、実物のサイズ感、重量感も確認した。

2月のギフトショーを無事迎え(思えば会場でMさんにマスクもらったり新コロナがこんなに長引くとは夢にも思ってなかった)、いろいろ課題も見つかりつつ、まずは販路探索しつつゆっくり育てていくことになった。


それにしても新コロナ、残念なタイミングでほんと残念だわ。



 






                                                   




2019年9月3日火曜日

うちはイケアブームか

今更IKEAの商品の完成度の高さにはまっている。若い頃はいいなあよくできてるなあと思いつつ、デザイナーとしてこれに負けては悔しいと思っていたが、もうそういうのやめたし。ヒュッテの家財を揃えるのがきっかけで行くようになった。だんだん普段の家にもIKEAが染み込んできた。

普通の棚には布ボックスがぴったり入る。
高さ可変のガレージっぽいスツールとミニ脚立の座高が揃えられる。
台所は高めの収納が大きいカウンター。集成材のテーブルトップと黒に合わせてキッチンに黒のカッティングシートを貼った。
家具の組み立ては大変だが文字なしの取説はわかりやすい。

椅子にもローテーブルにもなる鉄骨フレームの入ったバナナ繊維のスツール。
さりげないが少しバランスをころんとさせたランプシェードは同じシリーズのクリップライトもある。
ロールスクリーンの透け具合がいい。
トルコのキリムをパッチワークした絨毯。
悔しいか電気製品も安くてよくできてる。5連テーブルタップ、LED電球。日本が北欧に負けている。

IKEAの他のコップも手に取るが、サイズがぴったりくるのは79円のガラスコップ。
そばちょこのふりをしてるが少しテーパーが強いコップはお茶コーヒーデザート小鉢に使える。
少し小さい皿を探すと白だけでなく紺やターコイズ、六角形の黄色、白の楕円など。
IKEAにポイントカードがあったらかなりスタンプ溜まってる。

さらに安い棚なんかはJマートで買ったが板厚が薄いのと表面仕上げの色が淡いのがチープなのか。
IKEAは80年代に文化屋や大中を賢く使う"チープシック"の行き着いた果てか。
東京に遊びに来てわざわざ恵比寿の温故知新で古道具の家具を見たりしていた。
今はより目利きが必要な100均とドンキに集約してしまった。
フランフランも下火になった。
ニトリ大塚ではここまで工夫と見た目のバランスが良くなく見える。売り場の雰囲気か先入観か。
独立系家具屋さん、がんばってください。

2019年8月28日水曜日

総合火力演習を見に行った

間が空きました。八ヶ岳小屋に行ったりしてました。

陸上自衛隊の富士山麓の総合火力演習一般公開の抽選が当たった(駐車場付きは200倍越えとか)ので行ってきた。
個人的にはそれほどミリタリーに興味はない、古着屋さんで見かける小物くらいか。カモフラ柄は好きだがオリーブ色のは思想が偏っているように見えるのであまり持たない。

事前にYouTubeで予習した。
https://www.youtube.com/watch?v=6JVKIyzgT0Y
シナリオは島嶼部に"敵"が侵入してきたのを制圧する、だそうだ。日本を侵略させるとしたらだいたいここからだろうという予測のもとの自衛だそうだ。順番を変えて大体内容は毎年同じらしい。

戦車、迫撃砲、対人狙撃、ヘリコプターから懸垂で人が降りたり、パラシュートで降りたり、ヘリから攻撃。空から撃ってきたF2戦闘機は雲に隠れて見えず。今度導入する19式装輪155mm自走榴弾砲やオートバイ、ドローン、水陸両用車や誘導弾やらネットワーク電子戦システムやら。会場でもらったプログラムや聞きかじりである。機能美の塊なんだろうが、だんだん見分けがついたり、でもデザインではあまり語らないジャンルか、でもすごくデザインぽくもやもやする。

写真撮るか双眼鏡で見るか撃った先を見るか、忙しい。初めて戦車からの発射音を聞いたときひゃー!3600m先に弾が飛んでいくのを見た時にはええーーー!スケール感が普段の暮らし(歩いて600m、という感覚とのズレ)と違っていて、距離もあるし"動くプラモデル"風なのに現場でここでやってる。2つの命令をどうやって自分のを聞き分けるのか、そもそも情報からどうやって作戦し、具体的アクションに落とし込むのか。まあ公開演習はかなり様式美というかちょっと祇園祭とか花火大会的にも感じるが実際はスピードと破壊力を緻密に制御しているんだ。戦争というと今やミサイルやらサイバー攻撃で本来事足りるので、これらの訓練はかなり丁寧な仕事の訓練なんだろう。見ているうちに慣れてくるというのもなんとなく気持ちが冷える。
こういうこともできる、災害支援もする。憲法や外交いろいろあっても自衛隊はちゃんとある。演習場の隣には米軍のcamp fujiがあるのも事実だ。

駐車場の誘導や観覧シートは平らな地面にグレーのシート貼りだが、砂一つ皺ひとつない丁寧な仕事っぷり。観客ももっと思想が偏っている人が多かったり乱暴に列を乱したり騒いだりする人、大口径カメラのオタクがいるかと思っていたら、普通の家族連れや若者グループが多い。ぎりぎり戦争体験してなさそうな歳に見える人たちのグループが自分は一番違和感を感じた。奥様二人連れとかもいる。限定グッズ(欲しかったタオルは朝7時半で売り切れ)や富士宮やきそばなどの屋台が出てる。文化祭だ。

デモンストレーションだから淡々と見ているが、これ実戦だったらどうなんだろう、ハリウッド映画のように逃げたり味方に手を振って助けてもらったりできるのかな。生の音やすごい距離を飛んで爆発する弾を見たのに自分にはまだ現実味がない。映画を引き合いに出してる時点で平和ボケ反応だ。

私事ながらとても世話になった先輩が急逝した週末だったしなんかもやもやしながら観ていた。







2019年6月20日木曜日

【私事ですが】オリンピックチケット

抽選応募して無事に当てました。応募したのは乗馬クロスカントリー、乗馬障害、ボート、バスケ3on3、クライミング、近代五種。当たったのは馬事公苑の乗馬障害と海の森水上競技場ボート。
夏らしくテレビ中継少なそう=見たことない、渋いセレクトで当てにかかった。 裏をかいた。
皆なぜ"日本がメダル取りそうな競技""決勝"に応募するのか、そりゃ全滅するよ。日本全国から応募してるんだもの。
東京在住なら予選とかでいいじゃん、地元のイベントだし。
そりゃ地方の人は当たって上京する価値があるのは準決勝以上だもんね。 
近代五種が見れないのが残念、近所が練習会場になるのでそれを見に行きます。 
ともかくオリンピック祭りに参加するイメージが湧いてきた。

当選メールにもリンクは張られてないのが本物、便乗スパムはリンクをクリックすると
トラップになってるとか、なるほど。
それにしてもVISA払いかコンビニ決済、同伴者氏名登録、今支払ってチケットは1年後に送られる、記念にしようと紙チケット配送にしたら配送料864円手数料チケット1枚324円取られるし。いろいろ文句言われそうな手順だが、ちゃんと機能したら今後のイベントにチケット販売フォーマットになりそうな試みっぽい。

2019年6月14日金曜日

【私事ですが】アマゾンレビューを書いている

最近図書館通いしている。ネットで検索して取り寄せて、順番が来たらメールでお知らせが来る、便利だ。
手元に本が残らないのも助かる。順番待ちが50人になることもあるがだいたい4ヶ月で回ってくる。

読んでも忘れる(自分のkindleのリストを見ても、内容を綺麗さっぱり忘れている。やはり2回読まないと残らないのか)ので、この頃はアマゾンのレビューに書いている。少しずつ増やしていこう。あまり長いのは自分でも読んでてめんどくさいので短め。

小学生のとき読書感想文はどこまであらすじを書かなくてはならないのか、どこまで飛躍して自分の考えたことを書いていいのかわからなかった。今はそんなこと気にしないで書けるのがいいね。

次世代チェキに思うこと

久しぶりにハンディサイズ機器のダウンサイズのニュースを聞いたような。 
富士フイルム、音まで「撮れる」チェキを発売  

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45993980S9A610C1X12000/

チェキのプロダクトデザインリニューアルやチェキフォーマットのプリンタ(pivi)の商品開発、飾り方や撮影シーンの提案などいろいろ関わってきたが、当時感じていたのは
"カメラのサイズの割に写真サイズが小さすぎる"
そもそもな意見になるので言いませんでしたが、いや言ってたか。

当時も"シャツの胸ポケットに入るくらいの"とHさんも言っていたが、諦めずに言い続けて、エンジニアも今更ダウンサイジングの検討して、今実現する技術だか素材だかが見つかって、諦めないって大事だな。
15年くらいかかったな、やっと旅行に持ち歩くサイズになったみたい。
それにしても音再生がメインでサイズについてはちょっとしか記事になってない。当社比では訴求が弱いのか、従来品も売るからあまりアピールしないのか?