例えば思い出の地の旅行に持って行ける、子供の結婚式に持って行ける。
写真と花入れ、香立、ローソクが納まる小箱。
サイズはひげ剃りを買ったら入ってくるボックスポーチぐらい。
高級感や頑丈さを出すために板の組み合わせでなく、内容物がちょうど嵌る凹をNCで削り出す。
当初の構想は蓋がそのまま正方形のフォトフレームで中トレイは無しでした。
マルキさん経由で飛騨の木工メーカーさんがアレンジしてくれました。
フォトフレームとボックスのデザインを細い寄せ木のモチーフで繋ぐ。
フォトフレームは磁石で縦横どちらも対応可能。
ボックス蓋の指掛けの穴が花立ての試験管を立てる穴を兼ねる。
木の小箱をどうやったら高級感が出せるか、食器でも文房具でもない感じが出せるか。
ポータブルさ、便利さときちんとした印象をどう両立させるか。悩みました。
自分でデザインして未消化な部分を、飛騨のメーカーさんがなるほどなアウトプットに仕上げていただき
勉強になりました。
先日のマルキさんの展示会で発表、好評だったそうです。
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