最近近所の図書館に行ったりしてまして。便利ですね。
すてきなあなたに
というコラムは"暮らしの手帖"に連載されてたんだっけ?
実家にいた頃、学生の頃から読むのが好きで。(母は定期購読はしてないが、何冊かあった)なんかこう丁寧に暮らしているヒトの文章だな。全然それが自分に反映されてないのは問題だが。 で、そのシリーズが図書館には揃っているので、しばらく借りてちょっとずつ読もうと思ってます。amazonで調べたら文庫化もされてないし、絶版なのかな、もったいない。 普通の暮らしのなかの文章だけど、あまり時代感も反映されてなくて、普遍的な気配りのよい匂いがする。
これ男子マインドとは真逆かも知れないが、このストイックさは「硬派ストイック女子」て感じもあるかも。
お勤め時代のペースとは対極の暮らしのペースなので、読むのを控えてたんだけど、今なら読んでもいいだろう。
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読み出して愕然としたのだが、どうも私の美意識とか価値観に母経由/直接で影響を与えていたみたいだ、この本。
ページの上に描かれているペン書きの花森安治さんの絵も、タイトルの万年筆で書かれた文字も。「すてきなファッション」の色合わせや趣味も、落ち着いたオトナっぽいポジティブな文章も。なんだかババ臭いんだけどね。
この頃の女の人って普通の暮らしでも何か理想とする姿をイメージしながら毎日過ごしていたのか。
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そうか以前よりも「ずーっと読んでいて退屈しない」のなんでかなあと思ったら、著者が書いた年齢と今の私の年齢がほぼ同じだからだ。学生の頃読んだときは、内容が日々の生活なので、さすがにだんだん飽きてきてたんだけど。ほお。
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