2010年4月24日土曜日

恐怖と危険

クライミングはいろんなことを教わる。
こないだプレゼした先のスタッフに元クライマーがいて、同様のことを言っていた。


クライミングの話をすると「高い所が怖いのでやらない」という言うヒトが多い。
一方クライマーに訊いても「高いの怖いよ」とほとんどのヒトが答える。
私も未だに怖い、怖くてパニックしていることもある。
パニックしちゃいけない。パニック状態だと腰が引ける、ちゃんと体重が載らない、力が入るから普段の実力が発揮できない。体が硬くなるからリーチが伸びない。手でしがみつくからあっという間に疲れる、足が慎重に置けないからきちんとムーブにならない。
怖いのは正常な反応なんだそうだ。怖いから慎重になる、危険を察知して対策する。危険を察知しないのはまずい。
そして慣れるのが一番の対策なんだそうだ。怖いから避けずに慣れるようにする、すごく高度な自分の律し方。


でも怖いよね。

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