2019年3月28日木曜日

【私事ですが】趣味道1

描いている絵の写真をfacebookにアップしたら寺田さんが"ぼくの模型も描いてください"とコメントしたので"飛行機や戦艦は難しそうですが面白そうですね""じゃあ送ります""いや送られても困る"ということで、おじゃましてきた。ムチャぶりに真面目に応酬。私は模型の世界に詳しくないので元模型少年もび夫にも同行してもらった。
何度か会っているがすごく親しいわけではないし、夫は初対面だし、寺田さんの趣味ルームに行ったらすごかった。完成した模型が並び、その棚の上に作業トレイが置いてある。部屋の隅にエアブラシとバキューム設備、塗料の棚(タミヤの非売品の)、タミヤ長谷川フジミレベルイタレリ模型キットの箱が大量に積んである。本もデザイン関連、模型資料、SFなど。いきなり頭の中を覗く状態で、緊張というか恐縮しつつも美しく整頓されたインテリア、やー凄いわ。
模型制作は塗装&ウェザリング、だそうだ。飛行機の翼の凹凸に沿った黒い煤のような汚れ、船体のぼんやりした垢のような汚れ、こなれ感というか。1/35飛行機がメインで1/72の飛行機、1/700のウォータラインの戦艦はもう腕時計みたいな解像度で目が追いつかない。 ハヅキルーペにしても集中力と手仕事の丁寧さがワケわからない。当然買ってきた部品をそのまま組んでるんでなく自作改造あたりまえ。最近は木張りの甲板などレーザーで極細ピッチで彫ってあるのもあるそうで。アマゾンで買い物もしやすくなったし、モデラー年齢層は40-50歳代で視力低下しつつも精密でレベルの高いキットがどんどん発売されているそうな。
ちっさいケッテンクラートと飛行機(コメットの三菱版だそうだ)を借りた。手の上に乗せてぐるぐる回して見てから次の人に回す、茶道具を見てるみたいな所作だ。模型道か。 
"遠くのものは空気遠近法でぼんやりする、だから小さいスケールの模型はつや消し気味に仕上げたほうがらしくなる"という説はとても興味深い。

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