2010年3月24日水曜日

主婦という職業

今テレビでハタまりこさんという主婦の生活を唄うヒトの特集をやってる。
普通の奥さんが「主婦の仕事に100点満点はない、結婚当初はオットに主婦失格って言われたりした」とか言ってる。


100点満点の主婦業って何?モデルルームのように綺麗な家でフードコーディネイターが作ったみたいな献立?そんなの各家庭でだんだん決まっていくことなんじゃないの?
主婦失格なんて言われた?自分がやってもいないのに?"まず一週間やってみてよ、自分で食べたお菓子の袋も捨てないくせに"って言わないんだ。
こういうことだけじゃなくて家計の管理とかコドモの将来とかもっとディープなことしてるんだよね。これって要は事業計画とか人材育成と同じだよね。家族も現状維持以上、右肩上がりを目指すんだよね。


でも奥さんはだんなさまのことが好き、つまり愛情表現として主婦業やってるらしい。
ネット通販とか発達してるのにいまだにバーゲンの歌を嬉々として歌っている。レジャーとしてのバーゲンとしても、ほんと変わらないんだな。安売りを追いかけお喋りをして、オットやコドモを叱咤激励。シンプルだから気高く見える、みんなで守れおかあちゃん像。
パートとかで働きに行った先での気持ちは歌にしない。それはビジネスな気持ちの動きだから。愛ではないお金を稼ぐ仕事への気持ちとか、競争や嫉妬、羨望とか取り巻く要素が複雑になるから。


そもそも1950年代のアメリカの家電のCMとかで「重労働だった洗濯がこれ一台で簡単!奥様は楽ちん」てあったけど、そうやって楽になって、奥様はどうするんだろう、と思っていた。全自動で得た時間をどう使うのか、そこまで家電メーカーは面倒みてくれなかったんだな。
あ、そうかそこでおうちの生活のクオリティを上げるのに時間を使いましょう、ってパン焼き機とかミシンとか美顔器とかリリースするのか。

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