2020年12月26日土曜日

新コロナがきっかけ:おこもり別荘ライフ

 新コロナに明け暮れた2020年が終わろうとしてます、お疲れ様です。来年は早く収束しますように。
それにしてももびさんがたまたま別荘(”どんぐりロッジ”というもっさい名前で呼んでいる)2018年秋に一念発起してその年のクリスマスには購入していたんだが、よかった。stay homeの延長で山に行ける、なんといっても密でない環境にいられる、ありがたやー。ちなみに今年は中古別荘が品薄になったそうで。

県外ナンバーが駐車してると嫌がられるというので、食材一切を東京で買って、休憩なしで到着、休日は車を出さずに過ごし(近所の散歩はしてたが、1人くらいしか出会わない)東京へ直行で戻る。自粛期間もこれでずいぶん気分転換になった。テレワークもzoom飲み会もトライした、なんとかなった、ありがたやー。
牛乳や肉は冷凍して、卵も野菜も(折角野菜の美味しい所に行くのに東京から持ち込むのはやや勿体ないが)ホケミ、パスタ、パン等諸々持ち込む。

今年はテレワーク生活もあって、ご飯作って食べる機会が増えて、リュウジサイトでレシピ見たり、カレー丼とかラムしゃぶとかテレビの画像イメージ先行で作ったり、コストコデビューして新規食材(ロティサリーチキン、ベビーホタテ、明太子ペースト、コムタンスープなど、りかさんありがとう)を取り入れたり、作る味の幅が広がった気がする。

ということでこの年末も食材持ち込みでクリスマスからお正月までやりくりする予定。事前にコストコに行ったらスタート出遅れて駐車できずに近所のハナマサに行った。ハナマサのPB品、コンビーフやイベリコ豚ジャーキー美味しいよ。

クリスマスはハナマサのラムしゃぶ肉にインスパイアされた湯豆腐ラムしゃぶにトライ、おいしゅうございました。ケーキはシャトレーゼスキー場(12/25までは50歳以上はリフト一日券1500円!)でサンタのスノーモビルに並走してスキーでやってきた着ぐるみライオンに李恵夢いただいたり、喫茶コーナーでロールケーキいただいた。シャトレーゼって関西のタカラブネとかコトブキみたいな感じやね。Gotoはもともと買ってなかったので、のんびりしております。

2020年12月22日火曜日

新コロナがきっかけ:e-taxしててよかったわ

 新コロナと関係ないのかもしれませんが。

お役所関連が捺印不要オンライン化を進めるとのことです。

自分に関係ないと思っていた持続化給付金も(薦めてくれたじんくんありがとう)10日ほどで無事いただけたのは、e-taxしていたのでマイナンバーカードにカードリーダーを紐づけていたのと、申請が画面のスクショでできたのが手続きが簡単になってると思う。
e-taxは税務署のざわざわした感じが苦手だったのと、折角予算かけて電子化しようとしてて、いずれ電子化されるんなら早めに乗っておこうと思った。マイナンバー以前の住基ネットカードから使っていた。
twitterとか見てるとマイナンバーdisる人そこそこいるし、実際サラリーマンはあまりメリットないし(マイナポイントがもらえるからってマイナンバー取得するかというとどうだかな)、今年も年末でマイナンバーカードのコピー裏表を郵送で送ったりしてるけど。
電子情報の更新とカード自体の更新のタイミングが違ってたり、持ち歩いたらいいのか悪いのかよくわからないし、e-taxはついこないだまでmac使えないとかwindowsでもexplorerしか使えないとか、あかんとこ一杯あるけど、

ともかく至らないとこ一杯の仕組みのブラウザで申請することに慣れておいてよかった。思えばオリパラのチケットもそんなにストレス感じなかった、オリパラどうなるか知らんけど。

そしてこれからも電子化していくんならこういう調子なんだろう。親にも教えられるレベルじゃないめんどくささなので、自分がこういうの理解できる年齢のうちに触れておいてよかったわ。



2020年12月21日月曜日

新コロナがきっかけ:バスケ引継ぎ

以下誰に読んでもらうかわからんが:

毎月第1&3日曜の午前、
 中学校の体育館を借りて赤坂バスケのとりまとめをしている。
思い返すと入社5年目くらいか、もびさんが同僚のマック他と立ち上げて、事務局引き継いで20年くらいか。
乃木坂のミッドタウンが防衛庁だった頃からだし、それ以前にも他の中学校の体育館借りてたし。

もびさんはもともとバドミントン部でバスケは社会人から。
ワシは中高大とバスケ部だったが、もともと中一のときに最初に友達になった子に“一緒にバスケ部はいろうよ”と言われて、運動苦手なのに入ったらその子は体が弱いとかですぐ退部して、そのまま残ったのがきっかけ。(中学生の初めに3点シュートルールができたくらいいにしえの話)
熱心でも大好きでもないが、シュートが決まったり、意図したセットプレーが決まると気持ちいいし、ぐらいの理由で続けていた。
40歳になって45歳になって、いつまでバスケやるんかなーと言いつつ、
だんだん“辞めたら走れんくなる恐怖
“でやめそびれた。

一時は武蔵野市のリーグの試合に参加したこともあったが(おかげでギスギスしてた時期)
今は”バスケットボール練習”の練習じゃなく、それ自体が目的になってる。
走ってシュートしてバスケができたらそれで楽しいのよ。
構成メンバーもどんどん入れ替わり、何度も”こりゃー10人集まらないなあ”という時期もあったが誰かが友達を連れてきてくれてなんとか人数回復した。たまに数年ぶりにひょっこり顔出してくれる人もいた。
ありがたやー。

港区の施設を港区在勤者という枠で利用させてもらっていたが、
いよいよ事務所が移転の可能性が出てきたり、ワシらそろそろ定年なお年頃だし、
今借りてる中学校も建て替えで仮校舎ナウ、2年後に戻った時(小中一貫校になっているらしい)に施設利用の仕組みがどうなるかわからんし、仮校舎の今の3年の間に誰かに引き継ぎたいなーと思っていた。

一方新コロナで3月から施設開放は中断。だめもとで担当の先生と連絡とりつつ、8月
検温消毒の徹底で再開。ありがたやー。
他の社会人バスケ部活はどうなっているのだろうか、会社によっては禁止しているところもあるのだろう。
思ったほど人は集まってないが、こういう状況でほぼ毎回来てくれる人たちが一定数いて
なんとか3対3とか4対4とかプレイできている、ありがたやー。

来てくれているハヤシくん達(ドリブルインもフェイクも外からのシュートもばんばん入るし、セットプレーをブラッシュアップしてる強い人たち)から”ぼくら決まってる体育館が無いんです”と相談されたので、”あーこちらこそ誰かこの時間枠を引き継いでくれるチームを探してるんです”ととんとん拍子に話が進んだ。

昨日12/20は今年最後のバスケ、ゆうくん来れなかったの残念だがサガワさん来て頑張ってた。じんくんいつもありがとう。

ハヤシくんチーム4名対赤坂バスケチーム5名(それにしてもハヤタさんは新コロナ以降で仲間度上がったなあ)でオールコート8分を1時間半。1試合目、ひゃーオールコートが何か月振り走れませんよのぼろ負けだったのが、だんだん点が僅差になってときどき勝てたり。シュート入らないし、相手のセットプレーがゴール下からローポストにパス出しがわかってるのに結局かっとできなかったり、いろいろ反省点は多いが、新旧赤坂バスケ合戦みたいで年末の感慨深かった。

来年1月から2時間枠から3時間になって、若返りしてスピードアップすることになった。
こんなに続くと思わなかったし、引き継ぐほどの伝統もないので、どんどん変容させて港区の施設を有効利用して、学校の部活とは別のゆるいムードでご安全に楽しくバスケを続けられる世の中であり続けてほしい。
ワシらも時々行くので足を引っ張らないように頑張るつもりだが生暖かく得点付けて応援してるかもなー。

2020年12月19日土曜日

品川の原美術館が閉館する

 新コロナとは関係ないですが。数年前に館長さん交代してはったし。

老朽化だそうです。大学生の頃上京してデートで初めて行ったよ。白黒フィルムで写真を撮ったよ。レイノーのキーホルダーは今でも家の中探したら出てくると思う。

初めての頃はレイノーのタイルの部屋と宮島達男の部屋鹿常設はなかったんでないかな。京都には現代美術の個人経営のギャラリーと近代美術館(ここも現代写真展とかいまだに図録持ってる)があったけど、現代美術の最前線を私営でやっていて、見つけてくるアーチストもメジャーじゃなかったり、独特の原美術館テイストがあったり。
今ではMOTやICCや銀座エルメスのギャラリーや現代美術見れるところ増えた。


歴史的に価値がでる美術でなくて、なんで今若い人の作品でピックアップされるのか、ちゃんと見れて、目利きというほどではないが、現代美術の見方を教えてもらった美術館だと思う。

最後の展示は
Hara Museum Web | 原美術館 | 展覧会 | 光―呼吸 時をすくう5人
佐藤雅晴さんという人のが、実写のムービーの一部に線描とベタ塗のアニメーションを当てはめているのが、なんか新鮮で今の時代っぽいなあと思った。若いのに去年亡くなられたそうで残念。改めて窓でトリミングされた紅葉と写真の四角い対比が、この美術館でしか見れないなあと思った。中庭含め撮影禁止が残念。あとは玄関はいったところの不思議な構造の部屋の展示の感じは独特。
一部の常設(きっと奈良美智や森村泰昌の)はミュージアムアークに移設されるそうだが、屋外の古い公衆電話の彫刻や箒が並んでいるのはどうなるのかなあ。


ちなみに数年前からmovitiのocchi(めがねケース)をミュージアムショップで売っていただいている、これもどうなるのか未定。


2020年9月17日木曜日

新コロナがきっかけ:山水郷チャンネル

 グッドデザイン丸の内主催のzoon/youtube番組。週一回約50分。
東京でなく地方でデザインしている人にzoomインタビュー。井上岳一さん、藤崎圭一郎さんの
質問の方向が似てるようで結構違っていて短時間であっという間に切り込んでいく。
ミラノから帰国して長崎で活動とか、蘭のネット販売しながら猪退治でジビエブランドを作るとか、建築勉強してアートキャンプ先に移住した若い大阪の子 とか。ともかく若い人と地元の人に繋がっていくのが定着のキーポイントだな。カワグチさんの司会も淡々としていて普通で良い。
新コロナで自粛テレワークするなら東京でなくてもいいじゃないか、の気分もあって開始から聴いている。

ところで地域の名産をお洒落にリューアルってだんだんデザインテイストが似てきてるの
なんとかしたいようなしなくていいような。 白に細字の筆文字とか明朝体ブランドとか。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLwcqihN97f6cnmbi2uF_aNgs2LJVK1BKR






追記10/5:そうか井上さんの質問は割とデザイン界で初対面では質問できない”お金”の話にダイレクトに切り込むのか。自己資本・融資のこととか家賃とか、質問されれば白水さんはスムーズに答えていたし、ビジョンがより明確になった。
藤崎さんは”プロジェクトのゴールの姿をどう見ているか”を質問するのもわかりやすい。

そうかデザイン、デザイナーの話を聞きに行くとそういうのがはっきり語られずに、綺麗ごとととれるような話に終始するから、自分はもやもやしてデザイナーへの信頼が揺らぐのか。35年経ってやっとわかった。

2020年9月4日金曜日

新コロナがきっかけ:あつ森のこと

 集まれどうぶつの森、意外と周りでやっている人が少なく、説明することがたびたび。
ゲームやってるのがそもそも何年ぶり、はじめてswitchのコントローラーを使っている。私はもびさんが無人島をすっかり五つ星ランクの島に仕上げてからパーティモードで棲んでいます。
たぬき開発の"無人島移住プラン"でたぬきちと社員と仲間の動物2人と移住、テントを好きなところに張ってスタート、島にはコンビニのような端末タヌポートとスマホ完備。マイルを貯めると買えるものが増える、無人島らしく果物や魚や虫がいて、採って売ることができる。やがてたぬき社長の勧めでローンを組んで家を建て増築し花を植え、橋をかけ、川を作る、というゲーム、ゲーム?やっていることが日常感高いので現実とかなり混じってくる。
毎日石を叩き木を拾い(DIYの材料集め)化石を掘り魚や虫を取り(マイルが貯まる、博物館が充実する、売れる)住民と話して物を交換したりする。土曜にはとたけけが歌いに来る。ときどき風船でやってくるプレゼントをパチンコで落とし、日曜ごとにホームアカデミーが自宅のインテリアセンスを採点する。。って何がゲームなのか。

でもはまる。
自然の色の再現、季節の移り変わりがさすがです。夏の夕方の逆光気味な紫の空、雑草のなんとも雑草な花具合(雑草はできるだけ残すのがうちのスタイル)
潜った時の海の色や上がるときに体が重くなる感じ。秋になって緑が少し黄色味が強くなって空の青が少し白くなった。9月になってそれまで沢山いたセミや甲虫がぱったりいなくなった。時々ツクツクボウシが残っている。

売ってる洋服がかわいい。結構民族的な服もあって、それとスポーティなアイテムをコーディネートするのが楽しい、柄on柄とか試せる。現実でお洒落したくなる。

何かやるのにストレスがない。巨木をスコップで一発移植し、無限に泳いでも疲れない。花は3日で咲いて枯れない。リフォーム頼むと次の日できてる。蚊とかサソリとか蜂には刺されるんだが、おくすり飲めば瞬間で完治。

インテリアアイテムの作り込みがすごい、家電もサーバーも背面まできっちり作り込まれている。リフォームで木部の色やマイデザインをはめたりできる。ものすごい種類がある、でも自転車には乗れない(飾るだけ)自動車やスケボーは無いみたい。(スピードや衝突のリスクがあるから?)壁や床、敷物の仕様も多くて、インテリアシミュレーションみたい。タイルやカラー塗装の具合が、ちゃんとポルトガルスペインあたりに行ってる人のカラーチョイス。チャイナとかオリエンタル系が高級感が出て居心地良い。室内のレイアウトでは照明も3モードある。液晶テレビの画面が時間によって絶妙に雑な番組(アフリカの自然とか雛壇バラエティとかクイズとかテニスの試合とか)具合もいい。

とたけけ(どうぶつの森にずっと出演しているニヒルな白犬シンガー、眉毛濃い)の曲、ジャンルが多岐でいい。演歌もオペラもミニマル音楽も民族音楽もやる、とたけけコンサートのアコギ一本バージョンも変な歌詞でいいし、音楽を買って家でかけるバージョンもいい。"アーバンけけ"と"けけトロニカ"はマジでかっこいいと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=u4371PGuU7k

ほっこり系ニンテンドーの底力、セリフや肩書きのコピーライティングが絶妙。呑気かつ前向きかつシニカル。ゼルダの伝説の脇役とかお店の人の味のあるセリフに通じる。あつ森ではときどき友達に"口癖や挨拶"の言葉を考えて、とリクエストされて、うちの住民は今"セシボン""モナミー"と大変フレンチになっている。そして字を音で完全に再現してるんでなく、モニョモニョ言ってる発音がときどき文字とシンクロしている、このあたりも今後のUIの省力化の参考ではないのか。

現実とかなりシンクロする、工事現場の横を通ると"もくざい"川の横を通ると"苔むした石碑"ホームセンターに行くと"アイアンウッドチェア"つい呟く。

いつまでやるかわからんが、おそらく1年通して見たいからやるんだろうなあ。

追記;https://www.famitsu.com/news/202009/05205296.html
"『あつまれ どうぶつの森』で目指した、想像のスキマを残し、可能性を広げる記号的デザイン【CEDEC 2020】 - ファミ通.com" 写実と記号化のバランス、高画素をどう活かすか興味深い ラコスケ名言集: 
https://annamy.com/atumori-rakosuke/
それにしても狸が人を化かす、葉っぱをお金に変えてだますって、海外の人は知らないだろうに、どのように受け止めているのか。たぬきはそもそもほぼ日本固有種みたいな存在らしい。




2020年7月28日火曜日

新コロナがきっかけ:ブックチャレンジ他、本を読みレビューを書く

緊急事態宣言のときにブックチャレンジなるものが流行って、
本の表紙とタイトル、著者名だけをコメント(結構内容やエピソードを書いておる人も
いたけど)、なかなか皆さんの本棚、頭の中を見せてもらったみたいで楽しかった。
コメントがついてて楽しそうなのはピックアップして読んでみてる。
なるほど皆が人生ベスト7の本を推薦してるのだな。
あとはgood design marunouchiの山水郷チャンネル関連の本。
自分だと手に取らないジャンル、著者だけど読んだことない本。
読んだだけだと忘れてしまうのでamazonのブックレビューに感想を書いている。
以下にどんどん更新、本じゃないレビューも。
https://www.amazon.co.jp/gp/profile/amzn1.account.AF2OH43Q5DPFTYN535QU4CHN7QBQ?preview=true

・ジェラルド ダレル 虫とけものと家族たち
新コロナのブックチャレンジでこの本を挙げている人を見たので、てっきり児童文学かと
思ったら、文字量も内容も豊潤でした。
自然の描写が飾り立ててない見たままなのに大変豊かで、情景が思い浮かびやすい。
訳の技量もあるんだろうけど。
兄姉や母や友達(自分の興味と共通の趣味を持つ師匠な先輩たちとの出会いは羨ましい!)
とのキャラの立ったはちゃめちゃな会話、博物学的な好奇心から人間を見ると
こんな風に描写されるのかしら。
ほぼ事実を書いているようだが、こういう人生の過ごし方もあるんだなあ、知らなかった。
子供の時に出会っても大人になって読んでも美味しい本。
都会の机の前で読むより、休暇中に自然の中で少しずつ読むのにぴったり。

・ジェラルド ダレル 鳥とけものと親類たち

2020年7月3日金曜日

新コロナがきっかけ:zoom女子会

4人デザイン系の女子(というには客観的にはおばさま方)で年1-2回カレーを食べる会をしていた。メンバーの一人がカレーが大好きでカレー番長だから。
コロナで自粛していたらオンラインカレー会しようと声がかかった、ありがたい。

ウーバーイーツでデリバリーしたり、自作したり各自でカレーを準備してzoomを立ち上げる。そもそもzoomの使い方をお互い機能発掘したり、その場で実践してみたり。zoom授業の字幕の出し方とか、招待の出し方とか。画面共有ができるのでガチで情報交換しやすい。リアルごはん会だと話が拡散するところが、気がつくと3時間くらいやってて終わったらへとへと。割と今どうしようと思っていることを話題にしてるので、進捗報告的に不定期ながら月一回ペースくらいか。

隣で見ていたもびさんがいつしか参加というほどではないが、デザインをデザイナーに教えるカリキュラムとか、ミロというアプリ(マップに資料を持ち寄って貼り付けてリモートでもディスカッションできるのか)がいいよ、とかちょくちょく参加してきた。
SDG'sとか真面目なテーマも出てきた。家なのでくつろいでいるのに真面目テーマをちゃんと話できるので、これは大変有意義だわ。
**
クライマーごはん会もやってみた。もともとtwitter繋がりだったので、画像付きになったくらい。途中で人が増えたりするとzoomでは4人超えて40分縛りがあるので3回くらい繋いだり。LINEのビデオ通話の動画スタンプはインパクトありすぎて話に気が回らないけど面白い。こちらもコストコのお買い得情報とか共有したり、あほらしい話題で盛り上がる。最近会ってなかった人とも近況(と言ってもあまり変わりはない)がわかってベタな感想だが友達がいてありがたいなーと思った。6月になってから一緒にジム登りにいくようになったり(ブランクのおかげでもうがたがた)新しい生活様式につながっているようなところもある。

2020年5月15日金曜日

新コロナがきっかけ:オンデマンド授業

大学に入学したての1年生に絵を描く、レンダリング授業を4年前からやっている。3人の先生とEATAのチームでやっている。
例年は2月末頃から去年のプロジェクションするpdfを手直ししたり、タイムテーブルを見直したりした準備をする。

今年は3月頃から"学校に生徒のいないリモート授業の可能性がある"という話が出てきた。

その頃既にzoomミーティングはやっていたので、zoomでライブ授業か、先生達だけでも大学にいてやるのか、機材は現状ので問題ないのか等考えて、タイムテーブルを作ったりしていた。実習主体の授業はなんとか教室でやりたい、という話もしていたが、週を追うごとに外出自粛が厳しくなってきた。教室で実習はしない、zoomでなくオンデマンドにする、課題提出は写メで提出と週ごとに授業の仕様が変わっていった。

例年のpdfを手直しし、口頭での解説を合わせたムービー制作と実演をQuicktimeで録画、これは大学で半日で一発撮り。 

大学でのサーバーの仕様に合わせてどこに課題ファイルや宿題提出ファイルを置いたりはEAさんに結構助けてもらった。

宿題提出の締め切りを迎え、ドキドキで講評。よかった、伝えたいことは伝わっているようだ。講評は例年より長時間で細やか、ひょっとしたらこういうところは例年より良い授業になっているかもしれない。

改めてオンデマンド向けに作った他の先生の資料を見たり、自分も調べたりして資料を作ること自体が面白かった。

来年以降もこれでいいんじゃないか、みたいな話もでるんかな。講評があるから先生不要にはならないと思うけど。 後半の立体制作はさすがに教室でやりたいな。

授業内容がスキルを教える系の実習はなんとかなった。グループワーク系の授業はどうしてるんでしょうかね。

2020年5月13日水曜日

新コロナがきっかけ:ビデオ会議

2月だったか”zoom”で会議します、とメールが来てわけもわからず初めてのzoom会議。
招待のURLをクリックするといきなりアプリをダウンロードしたので少々びびった。

テレビ会議自体は勤めていたころ平たい卓上のテレビ会議システム使って数回やったか。あ、mikogoというのもやったな。書類共有がしやすいとかで。

https://www.mikogo.jp/

石巻と仕事したときskypeもやったな。PCのカメラが良くなかったか当時画像が見にくかった。

https://www.skype.com/ja/

呑み会はLINEやmessengerのテレビ電話機能を使って数回。実はずっと機能として装備されていたんだなー。こんなことがなければ使わなかった。

自分の声や顔画像、家の中が映るのにだんだん慣れてきた。顔に変なスタンプが付くのも慣れてきた。うちに人が来たときみたいに終了後はどっと疲れる。
平行して2つの会話は成り立たない(一番声の大きい人の発言が強調されてる?)が、zoomの書類共有でサイト見ながら話しをしたりできるのは普通の呑み会より突っ込んで話できて面白い。
既に家にいるのでだらだらと3時間くらいやってしまうので、ほんとに終了したいときは蛍の光をスマホから鳴らして終わっている。

背景画像、密かにおすすめはウエスアンダーソンの映画のjpeg。美しいです。



新コロナがきっかけ:suzuri

新コロナからの緊急事態、不便なこともあるが(一番悲しいのは登りに行けない山に行けない)きっかけにして新規手を出したことを記録しておこうと思います。

suzuriを使ってみた。


もともとは京都芸大のOBグループでのお題が”アマビエ”で、先輩から直々参加してくださいとのメッセージをもらい、試しに描いてみたら意外と良いものができた。twitterでアップしてみたらあんちゃんのフォロアーさんから”suzuriというのがあるよ”とおして教えてもらった。

https://suzuri.jp/ 2015年にはすでにあったのね、知りませんでした。

登録してjpeg(イラレデータではないのでスマホ画像でいける。)をアップ。なんか写真屋の”1個から作れるオリジナルマグカップ”というのはこんなんじゃないのか。今回は黒印刷だが、おそらくカラーも問題ないのだろう。

この図は初期型、グッズにする前に柄や文字間を整えた。口は敢えて非対称



イテムを選んで画像サイズを調整。商品に載せたときのサイズや完成予想もわかりやすい。オサレな女の子の着用写真に自動的にコラージュしてくれたり。そもそもアイテムのラインナップがおしゃれで今風。キャップもオリジナルで作れるのは珍しいのかも。
プロフィールを整え、画像のタイトルと説明などを追加して公開。以上、あっけない。

あ、トピックとしては”トリブン”を決める。アイテムに関わらず統一価格、デフォルトは300円。単価の安いステッカーや缶バッジはトリブン比率が高いので上代が割高、Tシャツはトリブン比率が低いので安く感じる。柄付きのTシャツ2000円台なら安いよね。


事前にアイテム毎の数量を決める。私はてっきり事前に数量まとめて作るという意味かと思ったが、売れ行き見ながら後から数量変更できる。プレミアム感を出すのかな?数量を決める意味は何だろう。

在庫リスク無し、クレジットカードも使えるし、梱包発送、注文内容確認、支払い確認、できあがりのチェックも無し。なんとまあ。トリブンとの比率を考えるとまあ6割suzuriに持っていかれる感じだけど、この手間いらずっぷりは魅力的。

早速自分でもサイトから購入してみる。1週間くらいで届くそうだ。え、これ1個ずつ作ってるの?
SNSで告知してみたのが効いたかちょくちょく”誰かがズッキュン”した通知がメールで来る。
10日ほどして注文したステッカーと缶バッジが届く、普通に美しくできている。シミュレーション画像がそのまま実体化したみたいな不思議な気分。
売れたら売り上げ額とトリブンや売れたアイテム、日時の一覧も随時更新される。適当なところで”金にする”ボタンを押すと登録していた振込先に翌月末振り込まれるそうだ。


まだやってないけど非公開にして

究極の1点ものやプロトタイプが作れるのかな、1点ずつシリーズ5客揃いのマグカップとか。
データを作ればチームのナンバリングユニフォームも簡単。
今まで記念品をカスタムで作らない程度の記念日、誕生日・資格取得・退職とかでも少し気軽に作りやすい(もちろん柄を作る負荷はかかるが)。
ネット上イベントのグッズも公開限定して在庫リスク抑えて企画できる(先日DOMUNEの電気グルーヴのグッズは同様な仕組みのようだった)。後日送付だから在庫抱えなくてできるし、金額計算もシンプルにできそう。
いろいろ使い道がありそうな、というかモノ作り以外の部分に頭使う余裕ができそう。

モノ作りも商品としてパッケージ化されてるんだなー。

究極の大量生産x少量多品種の実現化だな。

今回はアマビエなのでトリブンを国境なき医師団に寄付することにした。私がちょこちょこランチ代にするよりも有意義にコロナ対策にお金を使ってもらおう。

もう少し自由に出歩けるようになるまで引き続きよろしくお願いいたします。
https://suzuri.jp/moviti_nori


2020年4月1日水曜日

comoleveのこと

自分のサイトをリニューアルしたら、このブログを半年更新してなかったことに気がつき遡って書きます。

comoleve.com

東京都中小企業振興公社の事業家チャレンジ道場に磯野師範から誘っていただいた。ちょうど3月で丸和製作所さんとの協働が終了していたので、同様の”金属板をレーザーカット”技術を持つケイエスレーザさんの新製品の開発のデザインをするのだ。

始めるにあたって丸和製作所にはお断りのメールしたところ、実はケイエスレーザさんとチャレンジ道場でお知り合いだったみたいで、励ましていただいた、いい人だ。

ケイエスレーザさんの社長の奥様Mさん(この夫婦仲良くて、友達のとこの夫婦みたいな微笑ましい雰囲気がこのプロジェクトの成功要因だと思うの)がテーブルコーディネートの知識/意識が高くて、テーブルコーディネートウエアを作りたいとのこと。10月顔合わせ2月のギフトショーの振興公社のブースに出品。正月はさむからあまり時間は無い。

いやあ知りませんでした、テーブルコーディネートの世界。せいぜいおしゃれなフルーツバスケットくらいしかイメージできてなかった。AXISのリビングモティーフで売っているような舶来のテーブルウエアは2-3万円くらいで堂々と売っている。ALESSIもこういうジャンルか。

テーブルコーディネートに高さの変化を付ける、ほんの10cmくらいでもメリハリができて全体が引き締まる。そういえばIKEAでも卓上卓袱台のような脚付きトレイ売ってる、あの原理か。

1stスケッチで構造とデザインテイストを数案提案したらMさんのイメージに幸いはまったようで、これがよかった。Mさん遠慮がちなようで結構好みがはっきりしていて、自分でも結構アクションしてくれる人、デザイナー尊重=投げっぱなし、決めない という人では全然なかった。指摘がめちゃ細かいけど、フォローも要望も的確。30年仕事していてベストクライアントかも。

ネーミングも最初私が提示してそれでロゴを展開してたら、なんか違和感あるみたいで、もやーっとしているので代替え案を絞り出して”あーもうだめだ思いつかない”と困っていたところ自力でcomoleve(木漏れ日/como(一緒に)lever(上げる)を提示してくれた。登録商標やネーミングのサイトとかもすごく探索してくれていたみたい。パッケージの試作も自力で業者探してかっこいいのを見せていただきびっくりした。一緒に創り上げる意識が強いそしてセンスが私と近い、ありがたい。

リーフレットなどに使う商品写真もMさん撮影のも光の回り方、グリーンのスタイリングがもう全然私より上手だし、手配も仕事も早いし。デザインて進めていると孤独だなあ、かといって複数デザイナー参加だと調整ややこしいしめんどくさい仕事だなあと思っていたが、こんなにばっちり仕事分担できるなんて夢のようだ。

商品デザインは基本的にはイラストレーターで作り、ライノセロスで仕上げた。ライノに入れて取説や知財資料も作った。2D3Dの地続きでデザインできた。試作も作っていただいて、実物のサイズ感、重量感も確認した。

2月のギフトショーを無事迎え(思えば会場でMさんにマスクもらったり新コロナがこんなに長引くとは夢にも思ってなかった)、いろいろ課題も見つかりつつ、まずは販路探索しつつゆっくり育てていくことになった。


それにしても新コロナ、残念なタイミングでほんと残念だわ。