2013年7月30日火曜日

福祉作業所さんの商品開発をしました

http://www.futacolab.jp/

福祉作業所という存在も去年まで知らなかったのですが、磯村さんが「地元密着のプロジェクト」futacolabを立ち上げて、それに乗ったのです。
障がい者の方(利用者さんという)単純反復作業が得意とのことです。紙すき、焼き菓子作り、チラシをパッケージ詰めするとか。栃木だったかすごいワインを作っている人達もいます。実際行ってみると得意不得意あるし、マエストロみたいな自分の仕事に自負があって作業している人もいる。法律が変わって、ちゃんと稼げるビジネスモデルを作れ、というお上の目標提示があったそうです。

世田谷区の烏山福祉作業所がもともとスエーデン刺繍の技術を持っていて、といっても本格的模様が作れるのは一部の方で、大多数はスエーデン刺繍針で直線挿しなんでちょっと地味だった。で、「粗い布目を掬うスエーデン刺繍の技法で直線挿しだけでお洒落なもの作れないか」から始まりました。布も柔道着の布とかも試したり、モヘア毛糸を挿したり、従来の刺繍糸の色をコントロールしたり、テーブルクロスに縫ってみたり。じみーにちくちく試作してました。
結局スキー針で粗いクロスに毛糸をチェック模様に挿す、futacolabのブラック&ホワイトでユニセックスなイメージに落ち着いたのです。
futacolabの二子玉川ライフ=お洒落なファミリー、スイーツの多い街、普段からお茶でおしゃべり、なイメージからコースターとティーコゼー(ポット保温カバー)に縫製していただきました。
写真のように陶器のコーヒーセットだけでなく、ガラスのコップ、カッパーやチタンのビールタンブラー、素朴な湯のみでもなぜかしっくり合うし、あんまり家庭的フェミニンではないので、オフィスでも違和感ないです。コゼーは大きいのでほうろうケトルでも急須でも使えます。

他2月からの活動もサイトアップされました。ハートのカードはバレンタインのときに世田谷福祉作業所さんに「ハートを描いて」と言ったら沢山絵が届いたのでそれをアレンジしてます。ううむ、こんなハートは私は描けない、パワフルで心がこもっている感じでよろしい。

とはいえ大量生産は想定してません、マイペースでちくちく作っていただいてます。でも世に出て福祉作業所の存在を知っていただいて、やりがいを感じるという労働のシンプルな喜びだよね。
焼き菓子は1ヶ月準備あれば100個ぐらいはできるので、二次会とか地域の子供イベントとかにリーズナブル価格で応じていただけます。



8/25世田谷代田ものこと祭りにもNIZYU-KANO/QUZEさんブースに間借りして出店いたしました。
紹介記事
http://nikotama.keizai.biz/phone/headline.php?id=650



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