2012年12月14日金曜日

クスリ変わって違うもんだなあ

今やってる投薬プログラムが11月まではFEC4回、12月からタキソテールってやつで昨日2回目。前回は投薬2日前に乾燥湿疹みたいのがひどくなったところに投薬されたので、1週間まぶたが腫れるわ、首やら手首やら乾燥湿疹でぼろぼろで、ひゃーきついなあと思っていたが10日で完治。
今回はどうやろと思ってるが、今のところマイルドな副作用。

クスリ変わるとやっぱり副作用の感じ方が違うもんだなあ。どちらも字で書くと【吐き気、倦怠感】なのだが。

FECは吐き気留め処方されてもやっぱりわかりやすい吐き気が来る。ここで横になると一気に病気に引きずり込まれそうなので、人と会って(みんな大事にしてくれるのだありがたい)なんか食べてる方が気が紛れて乗りきれる。3-7日目はくらくらしたり息が上がったり眼がちかちかしたり吐き気もきつい。わかりやすい症状、現象っぽい。

タキソテールは吐き気は軽いので吐き気留めも処方されない。だがなんとなく「やる気は起きない」できなくてもいいか、治療中だし、しゃんとしない、がんばりが利かない。けだるい感じ。その分「このまま一生だるーいペースになっちゃうんじゃないか」みたいな心配になってくる。性根にじわじわくる感じ、まあ治療開始4ヶ月経過ってタイミングもあるんだと思うけど。
回数がかさむにつれてむくみやすくなる、と予告されているのがすごくイヤ。ちなみに飛行機で起きる脚のむくみとリンパ浮腫とは関係ない。リンパ浮腫は右脇を切ったら右腕にしか起きないらしい。怖いのは副作用でむくんで、それが右腕を残して回復するのがまずいらしい。

今朝から右脇の下がポカポカする、利いているのだろう。腕が痛だるいのも2ヶ月前2週間前よりは軽くなっているのか、デスクワークを連続してもあまりダメージがなくなってきた。
福岡に飛行機で行ってきたが、2時間くらいなら全然飛行機も問題なかった。あぶらっぽいラーメンとか牡蠣とかモツ鍋とか食べてしまった。美味しかった。太ったのでダイエット気味でいこう。

年明け2月下旬から6週間平日毎日の放射線治療、そのあとは飲み薬メインのホルモン系で通院回数は減るらしい。てことは半年クスリ呑むのかなあ。なんかこれもメンタルにじわじわくるらしいし、そのころにはたいがい坊主頭に飽きてるような気がして、帽子脱いでそうな気がするなあ。アタマに春が来たーなんちて。

2012年11月25日日曜日

人それぞれなんだろう

こないだの木曜に初めてのクスリ(ドセタキセル)投与されたんだが、その二日前から原因不明の乾燥しっしん肌になり、そのままなぜか毎朝まぶたが腫れている。聞いていた筋肉痛もなく(ときどきぴりっと手の甲に走るが)脚のむくみもなく。しかし顔の見た目に影響が出ると、いきなりモチが下がるなあ。副作用ひとそれぞれか。
それでも昨日はFreeParkさんでのmobby'sお披露目にショーパンで臨んだ。あんなショーパン生まれてこの方履いたことない、気合いいれたった。みんな来てくれて&いいね!などありがとう!!

2012年11月23日金曜日

ポートレートと人物画の違い

ポートレートは似ている(個人特定)が大事。人物画は立体、空間把握が大事。これに画家の個性がついて圧倒的な迫力なのがホックニーのポートレート。ワシの絵は速いとか上手いとか言われても味が無いのが今後の課題。かき続けていれば出てくるのか。そんなことを忘れたら出ているのか。

実は人物画の着彩って小学校以来かも。難しいが楽しかった。20分ポーズで5分休憩だから4回でポートレート。最後は場所変えて20分で着彩クロッキー。これで松濤美術館の教室はおしまい。
もっと描きたいにゃ。




2012年11月20日火曜日

mobby's x NoricoKATAYAMA

このたび縁あって石巻のウェットスーツメーカー (株)モビーディックと
新ブランド「MOBBY'S x Norico KATAYAMA」を12月からスタートいたします。
ウェットスーツの素材と縫製技術を活かしたポーチやバッグ類のシリーズです。

それに先駆けて発表会/先行販売を渋谷パルコFreeParkにて開催させて頂くことになりました。
FreeParkさんのご厚意でドリンクなど気軽に楽しめるように予定しております。
カタヤマも行く予定です、3連休中のお忙しい時期ですが皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

2012/11/24(土)18-21:00
渋谷パルコPart3 B1F FreePark

http://www.free-park.jp/
http://www.parco-shibuya.com/
http://mobby.co.jp/
http://mobbys-acc.com


"東北の人と仕事してみませんか"と誘われて
初めて石巻に行きました。ウェットスーツは命を守る立体縫製技術と、自分らしく水を楽しむためのファッショナブルなアイテム。作っているのは海の近くの若いエネルギッシュな人達。
ふと「ライフアクアティック」という潜水艦で幻の海の生き物を探す風変わりな映画を思い出しました。街で使っていても海や旅のことを思い起こしてもらえるように、旅のシーンで役に立つポーチ類、アクセサリーを海の生き物になぞらえてデザインしました。テーマのテキスタイルパターンは石巻の地名からインスパイアされた「かどまき柄」です。


2012年11月19日月曜日

子供の家庭内事故予防な施設のイラストを描いた


子供がどんなことで家庭内事故(溺れたり転落、誤飲、火傷したり)予防のためのセンターのイラストを描いてました。11/1オープンしたアスティ一宮(尾張一宮)の中にできたそうです。

あーなるほどな内容なのです。こういうの本なりリーフレットなりで親に教育してるんかしらね。
当初デジタルコンテンツというか、スライドショーな見せ方をするはずだったのが、ほとんどパネル展示になっててびっくりした。とりまとめをしていたのはもともと特殊照明(スライド映写とか)のプロだったのが、展示設計まで一手に引き受けるKさん。クライアントから当初は「おまかせします」と言われて資料集めてもらって、ひたすら絵を描いていたのですが、ありがちですがやはり大詰めになって二転三転されちゃったらしい。
実際の台所じゃなくて小さいモニター画面で見ると実感が無いから我が身の危険として受け止められにくいらしいし、疑似体験ってものがなかなか提供しにくいそうで、こういう注意喚起って難しそうですね。
私もあまり悲惨なイラストにならないように、「あ!あぶない」と感じるくらいの絵を心がけたつもりさ。
それにしてもなんというかいかにも「コドモ関連のまじめそうな施設」って感じのインテリア&照明だなー。じっくり読めば重要な内容だが、ぱっとこの部屋に入らないよね。壁にはたくさん貼ってるけど、床はがらーんとしてる。コドモの遊具とかソファとか置いてあったらコドモを遊ばせがてらぼーっと見れるのかねえ。でもそんな予算は無かったんだろうなあ。企画するひとってどうして「自分のやりたいことの予算を少なく見積もってしまう」のだろう。

だいたいここ、なんて施設なのかワシ知らないんです。kidsリスク回避パビリオンとかコドモ防災教育センターとかそういう名前も無いみたいね。こういうことをどう呼ぶか決めないと予算も下りにくいなきっと。

2012年11月13日火曜日

2時間で絵を描くということ

最近ふとしたタイミングで見るEテレがラジカルすぎて面白い。テストの花道もその中のひとつ。
http://www.nhk.or.jp/hanamichi/p2012/archive.html
いやもうこのサイトの過去の放送のあらすじを読むだけでも、社会人は目から鱗が落ちると思う。勉強法じゃなくてブレークスルーの最短の手法がうじゃうじゃ書いてある。私も後でじっくり読む。"きみの話は伝わらない"なぜなら独りよがりだから、なんてもう社会人みんな陥ってるじゃないの。

先日の「問題を読み解く」応用問題が解けない理由を"知識不足&問題を読み飛ばす"と断言しちゃって"問題の隠れた条件を探す"というのをテーマにすえちゃう。すごい、もう科目ごとの傾向と対策なんてやってない。そもそも注意力が足りないから間違うんだよときたもんだ。そして花道の先輩(いい大学の大学生)が「過去問をやっておくと出題傾向=隠れた条件が見えてくる」とはっきり言ってる。で、つらつらと受験のコツとして喋っていた時間配分と思考のプロセスが。。私が2時間で水彩画を仕上げているのと同じプロセスだったのだ。

松濤美術館の水彩画教室で気づいたこと。
はっきり言って2時間で水彩画を仕上げられるのは、よほどの手練れだと思う。私の場合受験デッサンの蓄積をかなり無意識のうちに使っているのだ。
・琺瑯のパレットにあらかじめホルベインの水彩絵の具を絞り出しておく。固まっても水のついた筆ですぐ溶ける。
・パレットは洗わない。混ぜて作ったなんとも変な汚い色が影や階調を作るときにすごく使える。
 おそらく影を描くときとっさに混ぜてる茶色と青なんかも、普通混ぜないと思う。黒は使わない。
・垂れたら水のついた雑巾で拭けば拭き取れる。そのためにある程度の価格の水彩画用紙のスケッチブックを買う。
・小さいスケッチブックはスケールの縮小を脳内でしなければならないので手間がかかる。F8サイズならだいたい体感原寸大で描ける。
・鉛筆では位置関係のアタリしかつけない、30分で筆に切り替える。筆で陰影でどんどん広い面積の階調を作っていく。
・花がメインとかで、階調を暗くする描き方じゃないほうがいい、ならば鉛筆でクロッキー調に強く描く。
 着彩した後にも鉛筆で描き足す。

・白は紙の白を残すのが一番白い。その白さを際立たせるには全体に階調を濃くするしかない。
 こわがらずにどんどん影の部分は暗くする。そうじゃないと時間内に階調が仕上がらない。

・背景/メイン静物/静物の置かれた平面、とかの3パートに分けて着色して湿っぽくなったら乾かしてる間に他のパートを着彩する
 「三角食べ」みたいに着彩すると時間ロスが無い。
・ときどき席を立って1m離れて見る。ケータイで撮るのも冷静に見易い。
・実物を見ないで描く、あるまま描かないのは私にはかなり難しい、フィクションで作らなければならないから。
 フィクションで描くなら実物が無くてもいいじゃないか、と私は思う。だから時間内に仕上げることが最大の
 リアリティ向上の手段だと思っている。リアリティ本位がいい絵とは限らないが。
 私にとっては見ないで描く方が全然怖い。それは絵を描いてるんじゃなくて"塗り絵"だから。

知識の習得とか試験をクリアする、とかはもはや私はまったく自信が無いが、「限られた時間内に絵を仕上げる」ことに関してはかなり自信がある。なんだろうね、この意味の無い自信は。でもこれに関しては強気だ。


2012年11月6日火曜日

寒い

夏のエアコンにめっきり弱くなった(筋肉の霜降りがなくなった?)続きで、昨日から寒くて小さくなっている。
同じクスリでも4回目だと慣れるというより蓄積するのか?4-6日目は依然目がちかちかして頭も重い、なんかそれがこれまでの「勢いで凌いでごまかす」ではない、今週から長期戦なリズムになった気がする。ふわふわとあまり深刻に考えないようにしよう。あんまりしょうもないこと言わないようにしよう。調子悪くても誰かと会う方が気分が変わってよさそうだし、意外と少しずつ家事なりデザインなり仕事はこなせるし。